リビングに散らかる子どものオモチャや学習道具。とくに2階に収納がある家では、「あとで戻そう」と思ったものが、そのまま置きっぱなしになることも。ESSEonlineライターの佐藤望美さんは、階段に“カゴ”を置くことで、2階に戻すハードルを下げることに成功しました。リビングを散らかさないために実践している工夫を紹介します。
すべての画像を見る(全5枚)2階へものを戻しに行くのは、ハードルが高い
約2年前に注文住宅を建てた筆者。延床面積は86.94平米(約26坪)の2階建てで、夫と小学生2人と暮らしています。
1階には水回りを集め、個室は2階に。子どもたちが使うオモチャや学習道具、本棚も、ほぼ2階に収納しています。
2階の廊下にもフリースペースをつくったので、そこで遊ぶことはもちろん可能。でも、結局リビングに降りてくることも多いです。子どもは使いたいものを上から下に持ってくるものの、使用後に元に戻すことはほとんどありません。たいていの場合、遊び終わってすぐお風呂に入ったり、ごはんを食べたりと別のことを始めるからです。
いくらフットワークの軽い子どもでも、わざわざ階段を上がってただものを戻しに行くのは本当に大変。結果、リビングにはものがどんどんたまっていくことになります。
カゴにポイポイ入れて、上がるついでに運ぶ
リビングダイニングにものが散乱している状況は、視覚的にもかなり気になる…。そこで、2階に運びたいものを入れるボックスを用意することにしました。
1回で使い終わって2階に戻すものは、とりあえずボックスの中にポイポイと放り込む。それだけでゴチャゴチャ感が薄まり、とりあえず整った部屋をキープできます。
ボックスは階段に置き、2階に上がる用事がある人が持ち運びます。そして各所に戻すという仕組み。実際のところ、子どもはボックスをスルーして階段を上り降りすることも多いのですが、とりあえずここにものを入れてくれればよし。それだけで大助かりです。



