寒い季節になると欠かせないのが、暖かい機能性インナー。毎日着まわす人も多いはずです。でも、気づけば「これだれの?」「あれ、半袖どこいった?」と家族のものと自分のものが混ざってしまい、地味にストレスを感じていませんか? とくに母娘やきょうだいでサイズ感が似ていると、洗濯後に仕分けが大変。「せっかくたたんだのに、結局取り違えてしまった」なんてことも。そこで今回は、ライフオーガナイザーの下村志保美さんに、自宅で実践している「あったかインナー混ざり問題」の解決法を2つ教えてもらいました。

行方不明になりがちな暖かインナーの解決法とは…?
行方不明になりがちなあったかインナーの解決法とは…?
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色分けをして、家族間での「だれのもの?」問題を解決

家族それぞれのインナーを色で分ける
家族それぞれのインナーを色で分ける

家族全員がヒートテックなどのインナーを愛用していると、洗濯後どれがだれのものなのかが分かりづらく、仕分けが大仕事になります。そこでおすすめなのが「色で分ける」というルール。

たとえば、母はベージュ、娘は黒、息子はグレー、夫はネイビー、と最初から色を決めて買っておくのです。こうすれば洗濯後に見ただけでだれのものか一目瞭然。「これ私のじゃない!」といった小さなモヤモヤも解消できます。

個人用ネットを使って、洗濯物が混じるのを解消
個人用ネットを使って、洗濯物が混じるのを解消

ただし、そうはいってもアウターによってインナーの色を使い分けたいということもありますよね。そんなときに便利なのが、洗濯ネットの個人別利用。家族それぞれに専用ネットを渡し、ソックスなどを含めて、脱いだものをそこに入れるルールを徹底。

ネットごと洗濯し、干すときも人別のピンチハンガーに掛ければ、乾いた後はそのまま各部屋に直行できます。

洗濯担当者の「これはだれの…?」という悩みがなくなり、家族も自分のものを自分で片づけやすくなる仕組みです。