「浪費しがちな時間帯」を意識したことはありますか? 仕事帰りになんとなくコンビニに立ち寄ったり、寝る前についネットショップをのぞいてみたりと、じつはお金を使う誘惑が多いのが「夜」。節約歴6年の30代主婦みさきさんも「出費の多くが夕方以降に集中していた」と語ります。そんなみさきさんは夜の過ごし方を少し変えたことで、ムダな出費がぐっと減ったそう。今回は、みさきさんが実践している「夜の節約習慣」について教えてもらいました。
すべての画像を見る(全6枚)習慣1:外出先からまっすぐ家に帰る
以前の私は、仕事帰りにスーパーや100円ショップへ寄り道するのが当たり前でした。「必要なものだけ」と思っても、つい余計なものまで買ってしまうことが多かったです。
そもそも寄り道しないようにすればムダ遣いも減ると考えて、今は、夫も私も基本的にまっすぐ家に帰るようにしています。そのおかげで出費が減っただけでなく、家でゆっくり過ごす時間も増えました。お金にも心にも、少しずつ余裕が生まれた気がします。
習慣2:夜ごはんを自炊する
数ある節約方法のなかでも、私がいちばん効果を感じているのが「自炊」です。
自炊中心の生活をするようになって、月13万円だった食費が4万円にまで抑えられるようになりました。仕事や休日の家族での外出の帰りには、つい外食や総菜に頼ってしまいたくなりますが、積み重なるとなかなか大きな出費につながります。
そこで私は、冷凍おかずをつくりおきしたり、前日の残りをリメイクしたりと、ちょっとした工夫をしながら、夜ごはんだけはがんばろうと決めました。
完璧を目指さず、ゆるく長く、自炊を続けたいなと思っています。
習慣3:寝る前にリラックスタイムをつくる
これまでの経験を振り返ってみると、浪費の大きな原因は「ストレス」だったように思います。以前の私は、疲れがたまると「自分へのごほうび」といった口実で買い物をしたり、外食に行ったりして、ストレスを発散した気になっていました。
でも今は、そもそもストレスをためないことを意識して、夜寝る前にリラックスタイムをつくるようにしています。長風呂する、好きな映画を観る、ストレッチをするなど、ちょっとしたことでも心がふっと軽くなります。
不思議とものを買わなくても、心が満たされるようになりました。



