服はたくさんあるのに、どれを着てもときめかない…そんな悩みを解決する、「一軍の服」だけを厳選したクローゼットをつくるアイデアを紹介します。インスタグラムで少数精鋭の着こなし術を発信するパタンナーのおとさん(40代)のケースです。ここでは、少ない服でも飽きずに着まわせる服選びや、手放す服の見直し基準などについて語ります。
すべての画像を見る(全4枚)1:テーマカラーを決めて、コーデの統一感アップ
私はクローゼットを整える第一歩として心がけたのは、テーマカラーを決めること。ベーシックカラー(白・黒・グレー・ベージュなど)とは別に、自分が好きな有彩色を1〜2色選びます。服だけでなく、小物で取り入れるのもOK。
一度テーマカラーを決めてしまえば、あとはそれと相性のいいベーシックカラーを合わせるだけ。買いたすときも迷わず、自分らしい統一感が生まれます。
「今の自分にしっくりくる色」を選ぶのもポイントです。気分や季節が変われば、テーマカラーを変えても大丈夫。テーマカラーの小物を使う日は、服の色を抑えて差し色として効かせると、コーディネート全体もすっきりします。
2:色・柄・形・素材が被らないようにする
一軍服だけにするには、私の場合、たとえば素材やシルエットが似ている白シャツがあったら、どちらかを手放します。
ニットならハイゲージ・ローゲージ・リブなど、編み地の違いで印象を変えることも意識。ボトムスは形と色のバリエーション(ワイド・ストレート・フレアなど)が被らないようにしています。
そうすると「いつも似たような印象」から抜け出すことができると思います。


