ものを手放すことは、思い出や過去と向き合うこと。だからこそ「今の自分に必要かどうか」を基準に片付けると、心まで軽くなります。YouTube「60歳からの幸せライフ」で発信しているライフさんに、心を整える片付けの考え方を伺いました。
すべての画像を見る(全7枚)「手放す」ではなく「選び取る」
片付けは“捨てる作業”ではなく、“今を大切に生きるための選択”。過去の思い出や持ち物に感謝しながら、これからの自分に必要なものを選び直す時間だと感じています。
無理に捨てるのではなく、「これからの私に合うもの」を見つめ直していく…。その優しい視点が大切だと思っています。
1:「いつか使う」は要注意ワード
「いつか使うかも」と取っておいたものは、ほとんどの場合、出番がないまま時間が過ぎてしまいます。必要なものは、思い立ったときすぐに手が伸びるもの。
たくさんあるエコバッグや食器。未来の“いつか”ではなく、“今日の自分が気持ちよく使えるかどうか”を基準にしてみると、自然と手放す勇気がわいてきます。
2:「今の自分に必要か」で見直す
暮らし方や体の変化に合わせて、必要なものは変わっていきます。たとえばフライパンや鍋。昔は便利だった道具も、今は重く感じたり、扱いづらかったりすることもありますね。
「今の私に合っているか?」と問いかけながら見直すと、無理なく片付きます。変化を受け入れることも、心を軽くする一歩です。
3:思い出品は“一軍だけ”を残す
手紙や写真、ノートなど、思い出の品はどれも手放しがたいもの。でも、全部を残しておくと、かえって大切な記憶が埋もれてしまうこともあります。
手に取るだけで当時の気持ちがよみがえるような、“一軍”だけを残してみましょう。そうすることで、思い出がより鮮やかに、そして温かく心に残るのではないでしょうか。



