秋は音楽や読書など「自分の時間」を楽しみたくなる季節。でも、収納やテレビまわりがものでいっぱいだと、心からリラックスできないことも。今回は数々のオタク遍歴・コレクション癖があった、フルタイムで働く2児の母・よしいさんに、趣味まわりをすっきりさせるコツを伺いました。

趣味グッズ
厳選したグッズで推し活を楽しむコツを、2児の母・よしいさんに伺いました
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趣味アイテムが多くてかえって心が「窮屈だった」

趣味グッズ

20代はマンガとバンドにハマり、30代の今はK-POPにどっぷりハマっています。コレクション癖があって、ライブに行ってはグッズを買い、マンガや推しのCD・DVDも全部集めないと気がすまない人でした。

当時はそれで満足でしたが、子どもが生まれてからは「この棚、パンパンだな…」と、ものの多さが気になるようになりました。

推しを裏ぎるようで、手放せない…

CD

推しのアイテムは、捨てたら推しを裏ぎっているような気持ちになり、なかなか整理に踏み出せませんでした。でも現実には、時間がなくてほとんど見返すことはなく「もってるだけ」の状態。

さらにコレクションしていた雑誌を開くと、独特の鼻をつくにおいを感じるようになりました。飾っているグッズはホコリまみれ…。これってものにとっても自分にとっても、幸せな状態ではないと気づいたんです。

思いきって整理!もたない選択肢があっていい

本棚

そこで少しずつ、趣味アイテムを手放すことに。わたしが取り入れた方法はこの3つです。

●1:本やCDはデータにきり替え

イヤホン

電子書籍やオーディオブックが身近になってきました。私はオーディオブックにきり替えることで、忙しい日々でも家事をしながら、読書欲を満たせるようになりました。

音楽配信サービスもそのひとつで、サブスクは10年目。これからも推しを長く楽しむために欠かせないサービスです。

●2:収納スペースの「限度」を決める

すべてを処分したのではなく、収納スペースを「ここまで」と決めました。スペースからあふれた分を手放すことで、残した厳選アイテムがより尊い存在に。

●3:フリマアプリで売る

推しグッズは「捨てる」よりも、フリマアプリや買い取りサービスで「売る」ことが多かったです。ファンの手元に渡り愛され続けると思えば、手放すハードルも下がりました。