家事や介護、仕事に追われる50代以上の人にとって、年末の大掃除は大きなストレスのもと。ただでさえ忙しい年末に家じゅうを掃除するのは、大きな負担です。「この憂うつな大掃除の手間を激減させる方法があります」というのは、カナダ在住でもたない暮らしの発信をしているブロガーの筆子さん(60代)です。今回は、年末前の今、掃除で捨てるといいもの4選について教えてくれました。

不用品
※画像はイメージです(画像素材:PIXTA)
すべての画像を見る(全5枚)

1:気づかないうちに増える紙類

紙類
※画像はイメージです(画像素材:PIXTA)

ものをもちすぎないことを意識していても、気づかないうちに増えてしまうのが紙類です。年末は、年賀状やカレンダー、家計簿など、新たに入ってくる紙も増える時期。今のうちに古い紙を一掃しておきましょう。

たとえば、こんな紙がたくさんありませんか?

●期限ぎれの保証書、古い取り扱い説明書

保証期間が過ぎたものや、もう家にない古い家電の説明書は、保存している必要はありません。必要な情報はメーカーのサイトで確認できます。

●過去数年分の年賀状

なんとなく取ってある古い年賀状やカードも不要。「いつか切手に交換しよう」と残してある未使用の古いハガキは、すぐに交換するか、捨てるか選びましょう。

●古い手帳やカレンダー

すでに終わった予定やメモで埋めつくされたものはもう必要ありません。残したいページだけ、スマホで写真に撮って、本体は処分してみましょう。

2:買いすぎた日用品

洗剤類
※画像はイメージです(画像素材:PIXTA)

キッチンのシンクの下や洗面台の棚など、扉の奥にしまい込んでいる生活用品を見直しましょう。目に見えないと存在を忘れてしまうもの。奥の方にあるものを全部取り出して、1つずつ確認してみて。

●期限ぎれの化粧品・試供品

「旅行用」「特別なとき用」として残しているクリームやシャンプー。劣化している可能性があるので、手放すのをおすすめします。

●古い洗剤や掃除用品のストック

消耗品を安いときにまとめ買いをし、使いきれないことがよくあります。いつまでも減らない洗剤やスポンジ類は、残量をチェックして、多すぎる分は手放すか、今のうちに使いきる予定を立てましょう。

●使い古したタオルやふきん

ウエスやぞうきんにするために取ってある古い布類。秋になってもまだ残っていたら、潔く捨ててみましょう。場所を取ってじゃまになってしまいます。