2:やらなくていい家事はやめた
すべての画像を見る(全5枚)丁寧な暮らしに憧れて休日は掃除や片付けに追われていた50代前半。がんばりすぎて常に疲れていました。
家事はやってもやっても課題が見つかる終わりなき戦い、ミッションインポッシブルだと気づき、自分がやらなくていいと思う家事はやめ、手を抜ける部分はとことん手抜きをしています。暮らしの主役は自分や家族のはずですが、気分よく暮らすための家事で疲れ果てては本末転倒だと思ったのです。
<手抜き家事の例>
・洗濯物はたたまない
・アイロンがけはしない
・容器詰め替えは極力しない
・ゴミ箱のゴミを集めない(ゴミ箱は1つだけにする)
・日々の食事はワンプレート盛りつけ
・床、浴室に極力ものを置かない
・メンテナンスが大変そうなものは利用しない
まだまだ手抜きしていることはたくさんありますが、それだけ生活を整えるために様々な家事が存在するということなんですよね。その家事を1つ1つ見直し、少しずつ減らす工夫をすることで自分時間をつくり出せました。
床などにものを置かないことで掃除もラクになったし、敷物をなくしたことで洗濯する、買い換えるなどの作業もなくなり、家事自体がラクになったのはいうまでもありません。
3:なにもかも「自分でやろう」をやめた
家事を見直し工夫しても、自分でやれることには限界があります。自分がやらなくても問題ない家事はほかに任せることで身も心もラクになりました。
たとえば「食器洗い機」「ロボット掃除機」「乾燥機」。ひとり暮らしなので食器洗い器は利用していませんが、乾燥機とロボット掃除機は時短必須アイテムと思えるほどオススメです。初期投資は必要でしたが効果は絶大、買って正解だったと思っています。
ただし安い買い物ではないので自分の生活に合うかどうかよく検討することは重要です。できればお試し利用(レンタル)などしてから購入した方が安心だと思います。人によっては使い勝手が悪くて結局使わず置物になったり、満足できず二度手間になることもあるので、他人の評価を鵜呑みにせず自分でしっかり納得してから購入してくださいね。
また、家事代行サービスの利用や親の介護を自宅でしている人は、訪問介護を利用することも満足度が高い方法でした。他人が自宅に入るので最初は抵抗がありましたが、そこさえ乗り越えれば自分でやるよりすばらしい! 老後は大掃除はやめて家事代行サービスを利用するつもりでいます。
お金で時間を買うことになりますが、その時間で自分の好きなことをしてモチベーションが上がるので、いいお金の使い方かなと思っています。
完璧な家事よりご機嫌で暮らすことを優先!
家事は暮らしそのものなので終わりはありません。炊事、洗濯、掃除…。ほかにも名もなき家事と呼ばれる些細だけれど積み重なると時間を奪われる雑多な作業が潜み、限られた時間をどんどん奪っていきます。毎日家事に追われ続けるのは辛いですよね。
家事に終わりがないなら、自分で「これでよし」とゴールを決めて負担を減らすことで時間を生み出し、心地よさを感じることに時間を使うことで、日々をご機嫌に暮らせたらと思い、試行錯誤しています。
そんな日々の暮らしのなかで「やめてよかった」と思うものを3つ紹介しました。家事の苦痛や負担が少しでも軽減できるようお役に立てたらうれしいです。