片付けを始めても継続できない、すぐにやる気がなくなってしまう…そんなときに実践したい、片付けのモチベーションが上がる小さな工夫を9つ紹介します。教えてくれるのは、これまで400軒以上の片付けをサポートしてきた整理収納アドバイザー・Fujinaoさん(40代)です。

整理収納アドバイザーの片付け習慣
小さな片付けの工夫で、習慣化を手助け
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1:部屋の写真を撮ってみる

散らかっている部屋の写真

自分の部屋は見慣れてしまい、客観的に「散らかっている」ことに気づきにくいもの。

そんなときはスマホで部屋の写真を撮ってみましょう。写真をとおして見ると余計なものが浮き彫りになり、片付けるべき場所がはっきりして行動につなげやすくなります。

2:音楽やタイマーを活用して5分だけ作業

「今日は大々的に片付けるぞ」と気合を入れると、逆に腰が重くなることも。

お気に入りの音楽をかけたり、タイマーを5分だけで設定したりして短い時間で手を動かしてみましょう。短い時間なら取りかかりやすく、気づけばスイッチが入って10分、20分と続けられるように。

3:片付けの日程を先に決める

紙袋に入った服

「いつかリサイクルショップに持って行こう」「そのうち捨てよう」と思っているのに、ついつい先延ばしにしてしまうことはありませんか?

買取額アップの日に合わせてリサイクルショップに行く日を先に決める、粗大ゴミ回収の申し込みを先にしてしまえば、そこに向けて片付けのモチベーションが高まるはず。

4:片付けの範囲を小さく区切る

「部屋全体を片付ける」と思うと大仕事ですが、机の上だけ、引き出し1つだけ、本棚1段だけならハードルが下がります。エリアを決めて、小さく達成感を積み上げていきましょう。

5:だれかに成果報告をする

きれいな家

だれかに話すことで行動が継続しやすくなります。家族や友人に「今日は引き出しを片付けたよ」と報告したり、SNSで発信してだれかに見てもらったり。「すごい!」とほめられると次のやる気につながると思います。

6:お客さまを招待する予定を立てる

「家に人を招待する」と決めると、片付けが一気に進むのでおすすめです。

予定が難しければ「もし○日に友達が来るとしたら」と想像してお片付けをするだけでもOK。おもてなし目線で部屋を見渡すと、片付けポイントが自然と見えてきます。