街ゆくおしゃれさんのファッションを、すてきなイラストで分析する「東京おしゃれ図鑑」。今回の舞台は、育ちと美意識が息づく街「芦屋」。旬なファッションやメイクのイラストがインスタで支持されているヤベミユキさんが描きます。
すべての画像を見る(全3枚)端正&正統派なマダム多し!育ちと美意識が息づく街
今回は兵庫県・芦屋の街を歩いてみました。
整った街並みと洗練された空気感、穏やかで品のある佇まいは、まさに「関西の軽井沢」とも呼ばれるこの街ならでは。
駅の周辺には老舗の洋菓子店やセレクトショップが立ち並び、歩く人のファッションからも「自分の美意識」がにじむような、上質で凛とした雰囲気が感じられました。
そんな芦屋で出会った、おしゃれな大人の女性たちをスケッチしてきました。
8月下旬
最低気温 25℃ 最高気温 37℃
晴れ
70代、色と小物がアクセントの「王道エレガント」コーデ
芦屋駅前のホテルで見かけたのは、ネイビーのリネンワンピースをすっと着こなす70代のマダム。
品のよいハリ感と落ち着いた丈感ワンピースに、ゆるく結んだ赤茶スカーフがよく映えていました。
ヘアはベージュトーンの白髪。ターコイズのネックレスやバングルで差し色を加えつつ、足元のオレンジのサンダルがスカーフの色とリンクしていました。
ラタン素材のカゴバッグを軽やかに持ち歩く姿に、「品のよい遊び心」を感じました。
●芦屋マダムの小物使い、さすがでした!
ピンクのTシャツに、芦屋ロサブランのサンバイザーを合わせて颯爽(さっそう)と歩くマダムにも遭遇。日差し対策とおしゃれを両立させた小物使いに、思わず見惚れてしまいました。

