「1000円のちょっとした出費を見直して貯金に成功した」と語るのは、年間200万円貯めているという元浪費家のつっつさん。夫のリストラで月収が10万円下がったことをきっかけに家計を見直し、3年間で資産が1000万円に。現在は生活費30万円で夫・2人の子どもと4人で暮らしています。ここでは、つっつさんが節約のためにやめたこと5つを紹介します。
すべての画像を見る(全6枚)1:「自分へのごほうび」で浪費しすぎない
「今日はがんばったから」とコンビニでスイーツやカフェでドリンクを買ったり、ドラッグストアでコスメをひとつだけ買ったり…1回の出費は小さくても、週に何度もくり返せば1か月で数千円になってしまう自分へのごほうび。以前の私は「がんばってるし、これくらいならいいよね」と自分に言い聞かせていました。
ですが、振り返ると小さなごほうびは買った瞬間がいちばんうれしいだけで、本当のストレス解消にはなっていなかったんです。
そこで、ごほうびは「買うこと」ではなく「時間や体験で満たすこと」に変えると、心が本当に休まるということに気づきました。今では読書やヨガなど、“お金を使わないこと”がごほうびになっています。
2:使わない「サブスク」は即解約
「月1000円くらいなら」と気軽に契約してしまう動画や音楽のサブスク。安いから大丈夫と思っても、気づけば複数登録していて、毎月の固定費をじわじわ圧迫します。私もほとんど使っていないサービスをそのまま放置していて、「ちりも積もれば…」で年間数万円も払っていたことに気づきました。
そこで、思いきって見直して「本当に毎週使っているサービスだけ」を残すことに。今ではサブスクは1つだけ! 数を絞ったことでむしろ残ったサブスクの活用度が上がり、支出もすっきりしました。
3:「ひとりランチ」でのムダづかいはやめた
家族の食事はきちんと用意するのに、自分だけの昼ごはんは「今日はラクしよう」とコンビニや外食に頼ってしまいがちだった私。1回1000円前後でも、週に数回行えば月に1万円近い出費になってしまいます。
以前は「自分の分くらいなら」と甘くなっていましたが、振り返ると満足感は一瞬で、罪悪感と出費だけが残っていました。
今は「ひとりのランチはあるもので」がルール。残りものですませたり、冷凍うどんや常備食材を使ったりしています。浮いた費用は、家族での外食に回すように。無理せず節約できて、楽しみも増えました。