4:安さを理由に「セール品」を買わない

クローゼットと服
すべての画像を見る(全6枚)

「70%オフ」「今だけ限定!」の文字につられて、つい買ってしまうセール品。安く手に入れたのに、結局ほとんど着ないままクローゼットに眠らせてしまったことはありませんか?

私も以前は「安さ」を理由に服を増やし、着るのはいつも同じお気に入りばかり…。気づけばタンスの肥やしと出費だけが増えていました。

そこで取り入れたのが「定価でも欲しいか?」と自分に問いかけるルール。そうすることで本当に必要な服だけが残り、クローゼットがすっきりしました。今は年間20着の洋服で暮らしています。少ない枚数でも満足度はむしろ上がり、毎日の服選びが楽しくなりました。

5:つい買ってしまう「プチインテリア」に注意

PCテーブル

SNSや雑誌を見て「かわいい!」と衝動的に買ってしまう1000円前後の雑貨。気軽に手が伸びる分数が増えてしまい、収納スペースを圧迫したり、ホコリ掃除が面倒になったりすることも。

こうした「ちょっと部屋をおしゃれにしたい」と思って買った雑貨が、気づけば「片付けなきゃ」というストレスの原因やムダな出費につながっていたことに気づきました。

そこで学んだのは、「飾る前に減らす」ということ。ものを買いたすより、不要なものを減らす方が空間はぐっと整います。お気に入りを厳選したら、以前より部屋がすっきりして、インテリアにお金をかけなくても心地よい空間になりました。

「1000円くらいなら」と軽く考えていた出費は、積み重なると驚くほど大きな金額になることも。それをくり返してきたからこそ分かるのは、やめた瞬間から暮らしが整い始めるということです。

全部を一気にやめなくても大丈夫。まずは「これならできそう」と思えるものをひとつ見直すだけで、家計も気持ちもラクになるはずです。今回ご紹介したアイデアが、心とお金にゆとりがある暮らしをつくる参考になればうれしいです。