ものが増えて把握できなかったり、家で見つからずに買い直してしまったりした経験はありませんか? 年齢を重ねると、ものとのつき合い方ひとつで、家計にも心にもゆとりが生まれることに気づきます。「少しずつものの数を整えていくことで、自然に節約につながり、安心感も広がりました」というのは、暮らしや生き方のヒントをYouTube「60歳からの幸せライフ」で発信しているライフさん。シニアのものとのつき合い方についてお話を伺いました。
すべての画像を見る(全6枚)ものを整えることは節約と直結する
シニアの今は、「たくさんある安心」よりも「ちょうどいい量の安心」が心地よく感じられます。ものが整うと探しやすく、買い直しも減り、自然とお金の流れも落ち着きます。
ここでは私が心がけている、ものとの向き合い方を4つご紹介します。
1:自分にとって「ちょうどいい数」を決める
タオルや靴下も、必要な分がそろっていれば十分。若い頃は「多いほど安心」と思っていましたが、今は「これくらいで十分」と数を決めるようになりました。
シニアの暮らしに合った適量を知ることが、ムダを減らし、心まで軽くしてくれる第1歩になっています。
2:新しいものを迎えたら、ひとつ手放す
新しい洋服や食器を買ったときは、同じカテゴリーからひとつ手放すことを心がけています。増える一方だと、収納も気持ちも窮屈に。
入れ替えのサイクルをつくることで、ものが循環し、もちすぎを防ぎながら暮らしにゆとりを保てるようになりました。