カビを予防する「寝具の取り扱いのコツ」3つ
すべての画像を見る(全4枚)毎年、梅雨明けから今の時期にかけては、カビの繁殖がピークを迎えます。カビを予防するために大切な3本柱は、「湿気をためない」「汚れをためない」「通気を確保する」です。
●コツ1:湿気をためない
起床後すぐにベッドメイクをせず、かけ寝具をめくり、30分から1時間ほど湿気を逃がしましょう。ダニ対策と同様、布団は天日干し、マットレスは立てかけて陰干しするのがオススメ。
また、除湿シートやすのこベッドを併用して、マットレスの底面の湿気をカットしましょう。エアコンの除湿運転や除湿機を積極的に活用することも効果的です。
●2:汚れをためない
汗・皮脂はカビの栄養源にもなります。シーツ・カバー類は週1回以上洗濯しましょう。枕カバーやベッドパッドも同じ頻度で洗うこと。
寝る前に汗を流してから就寝すると、より効果的です。
●3:通気性を確保する
マットレスや布団を床に直置きしないこと。やむを得ず直置きする場合は除湿シートやすのこマットを必ず使用しましょう。
部屋全体の換気をこまめに行うこと、扇風機やサーキュレーターで空気を循環させることも大切です。
また、洗濯物の室内干しをする際には、寝具近くを避けるようにしてください。とくに、台風や豪雨のあとは、念入りに乾燥・換気を行うことをおすすめします。
まだまだ暑い日が続きます。ダニやカビに油断せず、布団やマットレスのケアを念入りに行いましょう。