50代になると、体調の乱れから暑さに悩むことも多くなります。それでも、二の腕の見える薄着をためらう方もいるはず。そこで、ノースリーブを選ぶときに気をつけていることを、元祖節約主婦として知られる若松美穂さんにお聞きしました。

50代になって暑がりに。ノースリーブの楽しみ方を紹介
50代になって暑がりに。ノースリーブの楽しみ方を紹介
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50代になって「顔回りのほてり」に直面

50代になり、つくづく思うことは「その年齢にならないと、わからないことがある」ということです。親も親族も伝えてくれていましたから、それは知っているつもりでした。

たとえば、「歳を重ねると同じ話が多くなる」。それは、記憶の問題ばかりではなく、新しくて楽しい体験が減って話題が少ないから。過去の楽しかったことは何度思いだしてもよいものだから、つい話してしまう…といった理由です。

そしてまさに今体感しているのが、「53歳の暑さ問題」。気がつくとひとり、顔や首にやたらと汗をかいているのです。涼しげな顔をした店員さんに「温度を下げましょうか?」なんて、気を遣っていただくことも多くなりました。

●汗をふきやすいノースリーブを重宝

だから、出かけるときにはなるべく涼しく、汗をかかない装いを意識しています。ですが、そうは言っても汗はかくので、ふきやすくて乾きやすいものと思うと、脇のあいたノースリーブがとにかくラクなのです。

ノースリーブを選ぶときのポイント4つ

写真:ノースリーブ2

ただし、ノースリーブを選ぶときに気をつけていることもあります。

1つ目は、インナーを含め、体のラインを拾いすぎないこと。シルエットがだらしなく見えないものに絞っています。

写真:ESSEベストボタン

2つ目は、ツヤ感のあるボタンがついていること。視線をそらすポイントになるように感じています。

3つ目は、脇や背中が開きすぎていないこと。開いていたら、インナーで背中や脇部分をフォローしています。

写真:ノースリーブとアクセサリー

4つ目は、きれいめコーデを演出できる生地感や模様。出かける先にもよりますが、アクセサリーで華やかさをアップさせることもあります。

この4つを考えつつ、ノースリーブを身につけています。