大量のものを手放す作業を経験して、「なぜこんなものを買ったんだろう」と何度も後悔したという整理収納アドバイザー・Fujinaoさん(40代)。片付けをとおして買い物への考え方が変わり、今では年間15着のワンピースで過ごすシンプルな暮らしにたどり着きました。ここでは、Fujinaoさんが捨てる体験から得た大きな気づきや、浪費を防ぐもの選びのルールを紹介します。

整理整頓されたクローゼット
年間15着のワンピースをメインに暮らすようになり、クローゼットもすっきり
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捨てる苦労を知り、買う前によく考えるようになった

化粧品や保湿クリーム

片付けを始めると、まずは大量のものを手放す作業からスタートしますよね。その作業は想像以上に大変で、私も「なぜこんなものを買ったんだろう…」と何度も後悔しました。

ゴミ袋をいくつも抱えてゴミ捨て場に行ったり、大量の不良品を持ってリサイクルショップに行ったりするたびに、労力もお金も消費している現実を痛感。この経験が強烈なブレーキとなり、ものを買う前に必ず「これ、手放すときのことを考えたら本当に欲しい?」と自分に問いかけるくせがつきました。

結果的に「買い物そのものが娯楽」という感覚を卒業。ウィンドウショッピングに費やす時間も、ほぼゼロになりました。

もの選びに真剣になり、ムダ買いが激減

財布と小銭

片付けの過程では、過去に自分が選んできたものと向き合うことになります。「これは気に入って使っている」「これはすぐに飽きてしまった」そんな反省と発見をくり返すなかで、「これからは、こだわって選んだものを長く大切に使おう」という価値観に変化しました。

たとえば、食器やタッパー、文房具、タオル、収納ケースなどの日用品。以前はなんとなく選んでいましたが、取捨選択を繰り返すなかで「形が重ねやすい」「手入れがしやすい」「見た目が美しい」など、長く愛用できるアイテムの法則性が見えてきました。

そこでこうした条件を満たすものだけを選ぶようになっていき、長持ちするものを選んで購入できるようになってきました。こうして選ぶ基準が明確になったことで、一度購入すると長く愛せるものばかりが手元に残り、ムダ買いをしなくなりました。