だれもが憧れる、「すっきりとした暮らし」。でも「ミニマルな暮らしはただ我慢することではない」とミニマリストのNozomiさんは語ります。Nozomiさんは、買うものと買わないものの基準を明確にさせて、我慢せずに暮らしを充実させているのだそう。実際にどういうルールを設けてお金を使っているのか、詳しく聞いてみました。
すべての画像を見る(全5枚)時間を生み出す「時短家電」への投資
私にとっていちばん大きな価値があるのは「時間」です。
掃除機がけはルンバ、皿洗いは食洗機、洗濯はドラム式洗濯乾燥機に任せるようになり、家事にかかる時間はぐっと減りました。
東京都の調査(※1)では日本の女性は平均で1日3時間30分を家事に費やしているそうですが、私は32分ほど。つまり1日3時間ほどの余裕が生まれています。浮いた時間で子どもと遊んだり、自分の仕事や趣味に向き合うことができています。家電は“消費”ではなく、“時間を生むための投資”だと思っています。
※1 東京都生活文化局実施『令和5年度男性の家事・育児参画状況実態調査』より
自分を成長させてくれる「本」
興味をもった本は迷わず買うと決めています。「読みたい」と思った瞬間に手に取ることで、学びの熱量を逃さず吸収できると思うからです。
本は一冊1000円〜2000円代でも、そこで得られる知識や視点は何十倍にもなって返ってくると感じています。とくに自分が学び始めたことに関するテーマや仕事に直結するテーマは、自分自身の考え方を磨く大切な投資。図書館も活用しますが、手元に残して繰り返し読みたい本はKindleで購入しています。