夫との旅行は「年間行事」に
すべての画像を見る(全2枚)夫婦の旅行、イベントも同じです。夫婦って子育て中は子ども中心の生活ですが、子どもがある程度大きくなれば、再び「夫婦2人」の関係に戻ります。
「私たち夫婦って、この先、2人っきりで楽しい時間を過ごせるのだろうか?」ふと、そんな思いが胸をよぎったのは、娘が中学生になった頃でした。
パパ&ママとして平和に過ごしているけれども、基本的には仕事で忙しい夫と、子育てをメインに生活していた私。確実にやってくる娘の独立を前に、「夫婦2人の時間」について、なにもイメージが湧かないことに気づいたのでした。
この先離婚する予定がないのであれば、本当に夫婦2人になったときに、互いがより心地いい関係をつくっておいたほうが絶対にいい。そして、そういう関係性って、「さあ、定年退職したから仲よくしましょう」というふうに急にできあがるものではありません。
なので少しずつ築いていこうと考え、夫婦2人で行く旅行を年間のスケジュールに組み込むことにしました。
幸い、夫も私と同じで旅行好き。出かけるのが苦にならないタイプです。こうやって半分無理やりにでも共有する時間をつくることで、夫婦の関係性がよくなっていることを実感しています。
もちろん夫婦といえども、好みはそれぞれですから、旅先で夫が行ってみたいという場所に、私はそこまで惹(ひ)かれないこともあります。そんなときは無理をせずに「私はちょっと休憩してるね~」など、自然にお互いのやりたいことや予定を尊重しています。
また小さなことですが、ふるさと納税の返礼品はお米や肉などの食べ物ではなく、旅行券をチョイスし、夫婦2人の旅に使っています。こうして未来を見据えたうえで行動することも、「豊かな時間のつくり方」ではないでしょうか。
『自分時間が30分増える 余裕がある人の時間整理術』(扶桑社刊)では、無意識に消費している時間を整理し、本当にやりたいことに使うための考え方や、具体的な時短テクニックを紹介しています。
※この記事は、『自分時間が30分増える余裕がある人の時間整理術』(扶桑社刊)より一部抜粋、再構成のうえ作成しております
