諦めずに試すワクワク感こそが「若さ」の源
思いどおりにまとまらない髪に苦労しながら、自分に合った対処法を必死で探していた十代、二十代の頃。数多く並ぶシャンプーの中から自分に合う一品を見つけることに必死となり研究熱心でもありました。
60歳を目前に、ドラッグストアーで改めて1つ1つの商品をながめてみると、当時よりも品数は豊富にあり、何十年もロングランの懐かしい商品もあります。品定めをしている時間は、なぜか若返った気持ちになり、少し変わるかもしれないことにワクワクとしてきました。
若さとは…諦めずに試してみること。そして時間をかけて整えていく心の余裕が大事なのではないでしょうか。
求めたいのは「若さ」より「すてき」。カギはツヤと姿勢
すべての画像を見る(全6枚)以前より進化したヘアアイロンも、この季節、この年齢には重宝します。どうせアイロンしたところで…ではなく試してみること。
また食生活を見直し、内面からツヤをつくり出す(健康になる)ことも重要です。考えてみればツヤを求める工夫は、体にとっていいこと満載の一石二鳥かもしれません。
髪のツヤ、爪のツヤ、肌のツヤ。
どれも若さの象徴のように思えて、「なにを今さら…」という気持ちにもなりますが、そこをあえて諦めずに、追及する心意気が若さにつながると思うのです。
考えてみれば実際に若かった頃でさえ、ツヤを得るためには努力をしていたはずなのです。若くてもパサつく髪や肌のトラブルは抱えていたはずです。諦めがいちばん厄介。
そしてもうひとつ、大切だと感じているのはやはり「姿勢」です。
今私が求めているのは「若いですね」という歯の浮くようなお世辞言葉ではなく、「すてきですね」とほめてもらえること。若さよりもさらに魅力的に感じます。
そのためにも今一度、体の軸をしっかりと意識をして、諦めない生活をしたいと喝を入れる“グレー世代”です。