長谷川あかりさんの「偏愛」食材
すべての画像を見る(全5枚)――昨年発売された自身初のパーソナルムックは、レシピ以外の内容も盛りだくさんで”長谷川さんらしさ”がつまった内容になってますね。
長谷川:最新刊の『長谷川あかり DAILY RECIPE Vol.3』(扶桑社刊/5月29日発売)では、私の“偏愛食材”である、薬味、レモン、ハーブを使ったレシピを紹介しています。ハーブは脇役になりがちですが、私にとっては主役級の食材たち。香りを添えたり、爽やかな酸味をたしたり、料理の味わいに立体感をもたらしたり…。いつもの料理にプラスするだけで、驚くほどの奥深さが生まれます。
暑すぎて料理をするのがしんどくなりがちな季節だからこそ、これらの夏食材で楽しんでいただけたらなと思い、レシピ考案しました。
――レシピ名も薬味たっぷりの「夏鍋」、「レモンオムライス」、「ディルとキュウリの冷たいワンタン」など、いったいどんな味に仕上がるの!? とワクワクさせられるものばかりですね。
長谷川:薬味もレモンもハーブも、「レシピのために買ったけど、残りが余ってしまいそう」「全部使いきる自信がない」という方は少なくないと思います。でも私のレシピは、大葉1枚だけとか、ミョウガ1本だけとかじゃなく、とにかくどっさり使うので、絶対に使いきれます!
さらに、つくりおきできる「3種の薬味ミックス」や、レモンの皮を使う「レモン風呂」など、料理の手前くらいの活用法も紹介しているので、余すところなく活用していただけたらうれしいです。