ここ数年、「道の駅」が進化しています。かつては、トイレ休憩や食事などドライブの休憩場所と思われていましたが、今や温泉やレストラン、アクティビティなど、楽しみ所が盛りだくさんで、むしろ「旅の目的地」に! 今回は道の駅ライター・浅井佑一さんに、多彩な楽しみができる関東のオススメの駅を教えてもらいました。
※ この記事は『道の駅コンプリートガイド2026』(扶桑社)に掲載された内容を一部抜粋・再編集して作成しています
すべての画像を見る(全19枚)こすげ(山梨県):全長137mのジップラインのあとは、天然温泉でリフレッシュ!
山梨県の北東部、小菅村にある道の駅「こすげ」は、東京都と埼玉県の県境に近い、山あいの静かな場所に位置する。周辺は秩父多摩甲斐国立公園の自然に包まれ、多摩川の源流部にあたる清流や大菩薩峠など見どころの多いエリアだ。
この道の駅には「フォレストアドベンチャー・こすげ」が隣接している。フランス発祥のアウトドアパーク「フォレストアドベンチャー」のひとつで、自然の森を舞台にした本格的なアスレチック体験ができる人気スポット。
専用のハーネスを装着し、木々の間を移動するアクティビティで、大人から子どもまで、体を使って思いっきり遊べる。
とくに注目したいのは、地上15mの高さから滑走する全長137mのジップスライド。森の上空を一気に滑り抜ける爽快感は格別で、日常では味わえないスリルと開放感を体感できる。
利用料金は、アドベンチャーコースが4000円で大人・小人一律料金となる(身長140cm以上、または小学4年生以上、体重110kg未満)。
コースの紹介や詳細についてはホームページをチェック。週末や連休は混み合うため、事前予約が安心だ。自然と一体になって遊ぶことで、体も心もリフレッシュできるだろう。
アスレチックでたっぷり汗をかいた後は、隣接する温泉施設「小菅の湯」でひと休み。こちらは高アルカリ性の天然温泉で、肌がすべすべになる“美人の湯”としても知られている。
開放的な露天風呂をはじめ、五右衛門風呂、ジャグジー、打たせ湯、寝湯など、合計9つの湯船がそろっており、体の芯からリラックスできる。
さらに、道の駅としての物販施設やレストランも充実している。石窯を備えた「源流レストラン」では、地元産のトマトやバジルを使った焼きたてのピザが名物。
「物産館」では、新鮮野菜はもちろん、ご当地名物の「多摩川サイダー」など、個性的な土産物がそろっている。
中央道・大月ICからのアクセスで、都内から2時間程度のため、週末の日帰りレジャーにも最適な距離感だ。自然の中で思いっきり遊んで、温泉で癒やされ、地元のグルメと出合える。日常から一歩離れて心も体もリセットできる山の中のエンタメ拠点だ。
●物産館ではチャーちゃんまんじゅうが人気だ!
物産館では地元の新鮮な野菜を販売するほか、加工品も多く並ぶ。小菅村はやまめの養殖が盛んな所であり、「山女魚のアンチョビ」などを販売する。
「チャーちゃんまんじゅう」は手づくりで、道の駅の人気商品。アンコのほかにヨモギ、高菜、ネギみそなどを餡に使っている。ドライブ休憩におすすめの買い食いアイテム。
住所:山梨県北都留郡小菅村3445









