自律神経が乱れると、下痢・便秘や食べすぎなどの不調も起こりがち。そこで、鍼灸あん摩マッサージ指圧師の柳本真弓先生が「おなかの不調」に効く2つのツボの押し方を教えてくれました。
すべての画像を見る(全5枚)おなかの不調に効くツボ2つ
おなかの不調は、おもに下痢と便秘。どちらも胃腸の“気・血・水(体を動かすエネルギー・全身に栄養を運ぶ血液・体をうるおす水分)”が乱れることで起こります。
そんなときに役立つのが「下かん」と「天枢(てんすう)」のツボ。大腸を整えてお通じを改善します。胃腸を整える作用もあるので、食欲不振や食べすぎが気になるときにも向きます。
「下かん」は指3本で優しくさする
おなかの不調に効くツボ「下かん」の探し方と押し方を見てみましょう。
●ツボの探し方
おへそから指3本分上がったところ。みぞおちとおへそを結ぶラインの真ん中あたりにあります。
●ツボの押し方
敏感な場所なので、親指と小指以外の指3本の腹を使って、優しくさするようにします。