まもなく公開される映画「ファーストキス 1ST KISS」で、当たり前の日常がいかに大切なものか、考えるきっかけをくれた松たか子さんにインタビュー。映画をとおして松さんが受け取ったメッセージや、日々を充実させるための工夫を教えてくれました。

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松たか子さん
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私も好きなこと見つけなきゃと実感しました

育児や家事で慌ただしかった時期を終え、これからの人生をどう生きていくか…というのはESSE読者にとっても大きなテーマ。現在、小学生の子どもを育てる松たか子さんも、同じように考えたことがあるそう。

「数年前、まだ子どもが小さくてバタバタしていたとき、人生の先輩といえる方に『大変な時期はあっという間に過ぎちゃうから、そろそろ自分のことも大切にね』と言われたのが印象的で。私もなにか好きなことを見つけなきゃ、と実感しました」

そう話しつつ、子どもが巣立ったあとの日々は、まだ具体的に想像できないと松さん。

「最近は娘もしっかりしてきて、出かけるときも私からじゃないと手をつないでくれないんです。もしかしたら、私の方が子離れできていないのかな? って(笑)。これから自分のために時間をどう使うか、考えたほうがいいのかもしれませんね