いいことも、悪いことも伝わっていくんだと実感
家では、まず自分自身が機嫌よくいることが大事。それを松さんが実感したのが、コロナ禍のときだったそう。
「ネットフリックスで観たこんまり（近藤麻理恵）さんの番組に影響されて、私も片づけを始めたんです。『とにかくぜんぶ出すことが大事らしいよ！』と言いながら、自分の服をクローゼットからばーっと出していたら、最初は『なんかやってるな』という感じで眺めていた夫と娘も、自分のものを整理し始めて。きっといいことも悪いことも、こうやって伝わっていくんだな…と思ったんですよね」
そんな松さんが今、いちばん機嫌よく過ごせるのが、大好きな裁縫をしている時間。
「子どもの服や小物、楽屋で敷く布など、型紙つきの本を買って、あれこれつくっています。夢中になってミシンをかけていると無心になれて、それが楽しい。なぜか忙しいときほどやりたくなるんですよね。こんなことしてる場合じゃないのに！ って言いながら（笑）」
2月3日発売予定のESSE3月号では、松たか子さんのインタビューがたっぷり掲載されています。さらに特装版には、ミッフィーのミニ財布が付録でついてくるので、ぜひチェックしてみてくださいね。
衣装：ワンピース\57200、パンツ\28600（ともにル フィル／ル フィル ニュウマン 新宿店） そのほかスタイリスト私物
ESSE (エッセ) 2025年3月号増刊
