LDKの壁や外壁など、家づくりで主役級の部分の色選びはイメージしやすい一方、難しいのが「地味」な部分。日刊住まいライターは家づくりの際、「そんなところの色も決めるの?」「そんなパーツの存在すら知らなかった!」という事態に直面しました。地味とはいえ、じつは家の印象を大きく左右してしまった、5つの部分。悩んだ順にランキング形式で紹介します。
すべての画像を見る(全8枚)5位 サッシの色、「見た目or機能性」で選ぶ?
筆者がサッシの色選びで悩んだ理由。それは、「見た目を重視すべきか?」、あるいは「機能面(汚れにくさなど)重視すべきか迷ったからです。
わが家の場合、メインの外壁が黒なので、黒のサッシを選んでおけば見た目は問題ありません。しかし、黒のサッシは汚れが目立つし、経年変化や色あせも気になります。長い目で見栄えのいいものと考えると、シルバーかグレー系…などと悩みがつきません。
結局、外観の見た目のよさを重視して黒のサッシを選びました(上の写真参照)。
結果的に、ホコリやクモの巣が目立ちやすいです。ただ、汚れが目立つということは、「掃除しないと!」と気づきやすいというよい点もありました。
4位 ウッドデッキの色は「家の外or中」のどちらに合わせる?
もともと、天然木ウッドデッキを採用するつもりだったわが家。メンテナンスのラクさを理由に、樹脂製ウッドデッキに変更しました。
このウッドデッキの色を、外壁とリビングのフローリングのどちらと色と相性がいいものを選ぶのかも悩みのタネに。
当初は、天然木ウッドデッキの外観をイメージしてたので、樹脂製になると一気にイメージできなくなった筆者。それでも、なるべく天然木に近い樹脂製のウッドデッキを探して、リクシルの「樹ら楽ステージ 木彫」を選択。
そして問題の色味については、最終的に外壁の色と合わせました。
こちらは、わが家の外壁とウッドデッキの様子。外壁には雰囲気が合ってるのですが、想像していたより赤みがあり、もうちょっとくすんだブラウンだったらよかったと思います。