ラベリングより簡単で、パッと見て中身が分かる収納術をご紹介します。直感的に手に取ったりしまったりできるので、子どもでも整理整頓ができます。
「家族それぞれのイメージカラーを決めて、シールをはるんです」と教えてくれたのは、整理収納アドバイザーのまいさん。色を使って収納するテクニックについて語ってもらいました。
家族のイメージカラーを決めると、整理整頓がラクになる!
すべての画像を見る(全8枚)私は家族のものを収納するときに、100円ショップに売っている色つきの丸シールをよく使っています。
色を家族それぞれに割り振るのがミソ。ちなみにわが家の場合、家族のイメージカラーは、夫:緑、私:赤、長男:黄色、二男:青です。
●チェストにはって子どももわかりやすく
子どもの洋服を入れているチェストには、目につきやすいように持ち手付近に、このシールをはっています。
インデックスをはると、書かれている内容を読まないといけませんが、これなら小さな子どもでも直観的に判断できます。
●学校のプリントを整理する
学校から配布されたプリントは、無印良品のファイルボックスにハンギングホルダーを使って放り込み収納をしています。
「しばらくしたら捨てる」「Test」「これから」のように分けて、兄弟カラーのシールをはっています。
もらったプリントはホルダーをあけてポイッと入れるだけなので、時間がかかりません。
●薬や母子手帳などを管理する
子どもの「保険証」「医療証」「診察券」「お薬手帳」を兄弟それぞれ、無印良品のEVAケースに入れています。テプラで名前もはっていますが、シールがあった方がわかりやすいです。
病院に行くときはこれをさっとバッグに入れるだけ。
薬のストックや母子手帳は、100円ショップのジッパーバッグを使って、家族カラー別に入れて保管しています。
※薬を保管・服用する際には、用法や容量、使用期限をきちんと守ってください
●おにぎりにはれば、中身が分かる
家族でおにぎりを持ってよく出かけますが、大人と子どもでは中の具が違ったり、サイズが違ったりします。
ラップにシールをはれば、透かしたり見比べたりしなくてもすぐに渡せますよ。
●レシピを保管する
最後に、番外編。家族カラーとは別の使い方です。
私はレシピを印刷して料理をすることが多いですが、おいしかったときはカテゴリ分けしてファイルに保管。献立を決めるのに役立っています。
新しいものは手前から入れていって、使ったらまた手前に。後ろにあるレシピをたまに処分していくと、よくつくるレシピがファイルに残ります。
その際、「野菜のレシピは緑」「お肉のレシピは赤」といったイメージカラーのシールをはっています。
すぐに取り出したいものや子どもが使うものは、色をつけるとわかりやすくなります。
「手に取ったのにほしいものとは違った」とか「引き出しをあけたり閉めたりする時間が多い」という方はぜひ試してみてくださいね。うまく使うと探す時間やストレスを減らすことができますよ。