物価高が続く昨今、将来のお金に不安を感じている人も多いのでは? お金に愛されるためには、トレンドや知識のアップデートが欠かせません。今回、ファイナンシャルプランナーの高山一恵さんと塚越菜々子さんに、老後に向けて今から知っておきたいお金の知識や備え方を教えてもらいました。

家計の支出と、年金・退職金について考える女性のイラスト
インフレ時代の老後資金について紹介します!
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まずは、現状確認を。お金の知識もアップデートして

目に見えて物価がどんどん上がり、金利も上昇。老後資金や差し迫る教育費、日々話題になるNISAなど、気になることだらけです。

「基本的なことですが、まずは家計の把握がお金に愛される第一歩。カードや電子マネーの明細、預貯金の残高を確認し、余計な出費を控えたり、使っていないサブスクを解約するなど、無理なくできる家計改善を」(塚越さん、以下塚越)。

一方で、ライフプランに合わせた備えも重要です。

「いつ、いくら必要なのかによって、適切な準備の方法があります。NISAも大切ですが、金利上昇局面では、定期預金や個人向け国債などを活用しても。家計の現状を知り、お金の知識をアップデートすることが、お金に愛されるための近道です」(高山さん、以下高山)。

必要な老後資金は人それぞれ。見とおしを立てて

必要な老後資金の計算式

<老後に出ていくお金>

(1)毎月の生活費

(2)まとまった支出…医療費・介護費・住宅のリフォーム・クルマの買い替え など

(3)退職後も支払うローン…住宅ローン など

<老後に入るお金>

(4)公的年金

(5)退職金

(6)企業年金

備えるべき老後資金は、老後に出ていくと予想されるお金から、入るお金を引いた額となります。

「今の暮らし方で生活費がコンパクトなら、年金でほぼまかなえる人も。反対に、老後ゆとりのある暮らしをしたいなら、貯める必要があります」(塚越)

医療費や介護費、住宅リフォームなどまとまった支出や、住宅ローンが65歳以降も続く人は、その分も考慮しましょう。