どんどん値上がりする食品。ついコスパのよさで選びたくなるもの。6年前に夫と死別後、団地でひとり暮らしをしているESSEonlineライターの佐藤由香さん(50代)は、夫の死をきっかけに食品の買い方を見直したら、暮らしも心もラクになったそう。今回、佐藤さんが「この10年でやめてよかった習慣」について詳しく語ります。
※ ESSEonline10周年の記念特集「私と10年」。ESSEonlineライターが「この10年でやめてよかった習慣」をテーマに書き下ろします。
すべての画像を見る(全5枚)年齢とともに「値段」より「質」を重視するように
この10年の間に大きく変わったのは、食品の買い方です。大食漢の夫が生きていた頃は、質より量重視。コスパ最優先でなるべく安いもの、たくさん入っているものを選んでいました。
ところが、夫と死別して1人になり、年を重ねてくると、使いきれなかったり消費に苦労することが増えてくるように。自炊の頻度は増えたのに食べる量が減ったせいでしょうか。10年前と今とでは、こんなにも食材の減りが違うのかと思ったものです。
気づいたときがやめどき。この機会に買い物習慣を思いきって見直そう。最後までちゃんと使いきれるものを買おう。食品は健康づくりの土台なのだから、多少ぜいたくでも質のいいものを選ぼう。この10年の間に、食材に対する考え方がそんな風に変化してきました。
私がこの10年でやめてよかった「習慣」を2つ紹介します。
●1:10個入りパックの卵を買う
たとえば、卵のパックも賞味期限内に10個食べきるのが大変になったので、今は4個入りや6個入りが定番に。卵は最高の栄養摂取源なので、平飼いの卵などちょっとだけいいものを選んでます。
●2:コスパがいい大容量の調味料を選ぶ
調味料はコスパが多少悪くても、小さいサイズや小分けを選んで新鮮なうちに使いきれるように。
使いきれない率がダントツだった調味料。パッケージの注意書きには、だいたい「開封したらお早めにお使いください」とあるのですが、とても無理! カラになるまで何か月もかかってしまったり、ひどいとカビが生えたことも…。時間がたつと風味も悪くなるので、結局捨てることもしょっちゅうでした。なんてもったいない!
そこで、調味料に関してはできるだけ小さいサイズを選ぶのがマイルールになりました。ソースやケチャップ、マヨネーズなど、たまにしか使わないものはお弁当用などの小分けパックを活用。必要なときだけ開封できるので、ムダがめっきり減りました。
しょうゆ、酢、油などボトルものは容量300mL以下をチョイス。割高でも新鮮なうちに使いったほうがおいしいし、衛生面でも安心です。
油に関しては、揚げ物をするときだけ普通サイズのボトルを買いますが(とはいえ、滅多にしない)、酸化しやすいのでやはり少量が基本。
エスニック系の調味料やコンソメも使う頻度が少ないので、小分けタイプに。最近、カレーパウダーも小分けを発見したので、さっそく購入してみました(缶入りの粉末はなかなか減らない…)。小分けタイプなら、常温で保存しても香りがとばず新鮮です。



