2:手放せないものは「まず使ってみる」

袋
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ものが手放せなかった私がもうひとつ変えてみたのが、「手放せないならどんどん使ってみよう」ということです。

服なら着る。食器なら使う。お気に入りの雑貨も、しまい込まず日常で使ってみる。

すると不思議なことに、どれだけ悩んでも、「捨てるか、残すか」を決められなかったのに、使ってみると一目瞭然だったのです。

ステキだと思っていた服も、いざ着てみると窮屈だったり、ぜんぜん似合わなくなっていたり、反対に、なんとなく残していた服が意外と着やすくて活躍することもありました。

そしてもうひとつ気づいたことがあります。

「ものは使ってこそ役目を果たす」ということです。

汚れないまま、傷まないまま持ち続けることではなく、自分の暮らしの中で活躍してこそ意味があると思えるようになってきたのです。

手放すことが苦手だった私にとって、「まず使ってみる」は、ものとの関係を見直すための大切なステップでした。

そしてその積み重ねが、少しずつ手放す力を育ててくれたように思います。

「もったいない」の意味が変わった

部屋

以前の私は、「もったいない」という言葉は、ものを捨てることとしか考えていませんでした。

しかし、片付けを続けるなかで、捨てないことで生まれる逆の「もったいない」があることに気づいたのです。

それは、「キレイな部屋で暮らしたい」という自分の気持ちをかなえてあげられないこと。

私は子どもの頃から、すっきりと片付いた家に憧れていました。それなのに、「まだ使えるから」「高かったから」となかなかものを手放すことができませんでした。

ものを捨てることはもったいない。しかし、そのために、憧れの暮らしをあきらめてしまうのも、同じくらいもったいないことです。

そう思うと、手放すことへの迷いが少しずつ減り、ものを手放せるようになってきました。

ものを手放せずに悩んでいるなら「どちらの“もったいない”を優先したいのか」という視点で部屋を見渡してみるのも、ひとつの手だと感じています。