物価高のアメリカ、現地の人たちはどう暮らしている?

ガソリン
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物価高の影響は現地で暮らす人にも及んでいます。

ただ、節約しようにも日用品やガソリンなどの必需品がことごとく高いため、なすすべがありません。いつも買っていたブランドより安いPB製品に乗り換える、セール時期にまとめ買いする、サブスクを見直すなどのちょっとした努力も、止まらないインフレに追いつかないのが現状です。

わが家でも親子3人で外食となると100ドル(1万6000円)を軽々と超えてしまうため、普段からあまり行かないものの、さらに足が遠のきました。それでも、夕食を家ですませてから近所のバーで1杯、というくらいの気晴らしは夫婦でたまにしています。

お出かけはもっぱら近所の公園。自然の中でのウォーキングを親子で楽しみます。スポーツ大好きのお国柄、ほとんどの公園に無料のコートや施設が整備されていて、週末はとてもにぎやかです。とくにシアトル発のスポーツ、ピックルボールはどんどん人気が拡大し、専用コートも増えています。

ちなみに娯楽費はほぼ旅行のわが家ですが、今夏は郊外のコテージ泊をやめて、普段より多めのキャンプ旅3回にきり替えました。アメリカでのキャンプ場利用は比較的安く、3泊しても100ドル(1万6000円)前後です。でも食事は節約して、ほぼ自宅からもち込み、現地での購入はわずか。

これまでは豪快に分厚いステーキ肉をひとり1枚、薪火であぶるのがお約束でしたが、スーパーのセール肉2枚をサイコロ状にカットして串焼きに。これが意外と家族から好評で、これからの新定番となりそうです。

W杯観戦はいくらかかる?チケットや現地飲食の相場は

W杯イメージ画像

ちなみにW杯のチケットは、アメリカではダイナミックプライシング(需要と供給に合わせた変動価格)やリセール(転売)での販売が一般的。抽選販売当初は100ドル(1万6000円)前後のチケットも見られたものの、すぐに完売。

開幕後にリセールサイトをチェックしてみると、一定の需要がある対戦カードは残席わずかで1000~2000ドル(16万~32万円)以上するチケットが大半でした。

一方、あまり人気のない対戦カードではさほど値上がりしておらず、300ドル(4万8000円)でチケットが買えるようです。

スタジアムでの飲食費も割高。普通の店で注文すると、庶民的な昔ながらのハンバーガーセットで10ドル(1600円)、今どきのグルメなハンバーガーセットで20ドル(3200円)程度ですが、スタジアム内ではそれぞれ倍額になります。ビールも同じで、一般の店で飲むなら10ドル(1600円)前後、スタジアムで飲めば20ドル(3200円)前後が相場です。

アメリカではサッカーは比較的マイナーなスポーツですが、開幕すると、メディアや普段の会話でも話題にのぼるようになりました。若者だけでなく、意外とシニアの皆さんのほうが熱く応援しているのが印象的。今回のW杯の会場となったシアトルでは、アメリカ代表の試合もあり、それこそ連日お祭り騒ぎです。

アメリカはすでにベスト32の決勝トーナメント進出が確定。このまま順調に勝ち進めば、本格的に全米がサッカーブームに沸きそうな勢いですが、どうでしょうか…?