実家の自分の部屋は、ものの多さゆえに片付ける気が起こりにくい場所。片づけのために帰省するのは面倒…という方も多いのでは。今回は、ESSE読者の「実家の自分の部屋が片づけられない」というお悩みに、片づけコンサルタントの近藤麻理恵さんがアドバイスをくれました。
手を打ち、空間を起こすことから始めましょう
今月のお悩み:20年近く手つかずの実家の自分の部屋。片付けたい気持ちはあるけれど、ものが多くてなかなか重い腰が上がりません…。
片づけの現場で、柏手(かしわで)を打つようにパンパンッと手を打つことがあります。周りの人には不思議がられますが、じつはこれ、部屋の中のものたちを起こすためにやっていることなんです。
長い間動かさずにいたものは、いわば「寝ている」状態。気配を消しているため手に取っても心が動きにくく、ときめくか否かの判断がつきにくいのです。
今回の相談者さんのように20年手つかずの部屋となれば、空間の時間も止まっています。こういった場合は、片づけを始める前にまずは窓をあけて風をとおし、手を打って「片付けるよ、起きて!」と刺激を与えてあげましょう。
空気やものが動き出し、気持ちも自然と片付けモードにきり替わりますよ。
本来ならばこのあと、カテゴリー別に片付けを進めていきますが、相談者さんの部屋はカテゴリー分けすらも難しい状態かもしれません。まずは部屋の中を見渡し、昔のテスト用紙など、悩まずに手放せるものから片付けましょう。
部屋が少し軽くなったら、ここからはこんまりメソッドの手順どおり、「服→本→書類→
小物→思い出の品」の順にすべて出し、片付けを進めていけば大丈夫。
ただ、20年間使っていなかったものは服であれ本であれ、ほぼすべてが「思い出の品」。手で触れて、「未来の自分を応援し、ときめかせてくれるか」を基準に判断を。
