私たちが毎日当たり前のように使っている電気。でも、その仕組みや大切さについては、意外と知らないことも多いものです。電気の使用量が増える夏だからこそ、フリーアナウンサーの中野美奈子さんと一緒に、親子で電気について楽しく学んでみませんか?
夏休みに考えよう!「電気」のこと
子どもの夏休みの自由研究をきっかけに、身近な「電気」について学んでみませんか?
フリーアナウンサーで2児のママでもある中野美奈子さんが、電気にまつわる気になる疑問について、ピカールくんに教えてもらいました。
・電気の素朴なギモンに答えてくれるのは「ピカールくん」
灯りの妖精の男の子。暮らしを便利にしてくれる電気に興味いっぱい!
<トピックス1>電気は「貯めておけない」ってどういうこと?
「使う量」と「つくる量」がぴったり合わないと!
ピカールくん:電気は水と違って、たくさん貯めておけないから、「使う量」と「つくる量」が、いつもつり合うように24時間発電しているんだよ。
しかも「使う量」は、一日のなかで気温や時間帯によって常に変わるから、「つくる量」を細かく調整する必要もあるんだ。万が一、バランスが崩れてしまうと、大規模な停電になる可能性もあるんだよ。
中野さん:毎日不自由なく使える電気は、細かな調整とバランスのもとに成り立っているんだね!
●1日でいちばん電気を使う時間は?
A.夏は15時ごろがピーク!
気温が高くなる夏の昼間はエアコンの稼働が増え、電力の使用量も増加。反対に冬は、朝や夕方に使用量がピークに。季節や天気によって、必要な電力量は変わります。
「使う量にあわせて発電量を調整しているんですね!」(中野さん)
<トピックス2>日本は「エネルギー自給率」が低いって本当?
自給率は15.3%!
ピカールくん:資源に乏しい日本は、使うエネルギーをどれくらい自分の国でまかなえているかを示す「エネルギー自給率」が15.3%しかないんだ。
これはほかの国と比べてもとても低い水準で、よく比較される「食料自給率」でも40%程度あるんだ。日本は資源の大部分を輸入しているから、世界で紛争が起きたりすると、発電に使う燃料の確保や価格に影響が出たりするんだ。
中野さん:日本のエネルギー自給率って、そんなに低いんだね。今後、どうやってエネルギーをまかなっていくのか、よく考えていく必要があるね。
●日本の電気はどうやってつくられているの?
発電量の約7割を火力発電が担っています
火力発電に使う石炭、天然ガスなど燃料のほぼ全量を海外から輸入しているため、自給率が低い状況です。火力発電は、安定して大量の電気をつくれる半面、発電時にCO₂を排出する課題もあります。
「発電方法のバランスの見直しも必要ですね」(中野さん)
<トピックス3>AIの普及で電気の使用量が増えていく!?
2040年には電力量が最大20%増加!
ピカールくん:少し前まで、今後は人口が減って省エネも進むから電気を使う量は減ると予想されていたけど、じつはAIの普及でデータセンターなどが増えることで、電気を使う量は最大で20%程度増える見込みなんだ。
資源に乏しい日本で、地球温暖化も考えながら電気を使えるようにしていくためには、いろいろな発電方法を組み合わせる〝エネルギーミックス〞が大切なんだよ。
中野さん:確かにAIってどんどん進化しているのを感じるね~。世のなかが便利になるほど、電気が必要になるんだね。
「当たり前に使っている電気ですが、考えるべき視点はたくさん。将来を担う子どもと一緒に考えたいです!」(中野さん)
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便利な暮らしを支える電気について知ることが、未来のエネルギーを考える第一歩になるかもしれません。この夏、親子で電気について話してみるきっかけにしてみてはいかがでしょうか。
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