災害時は「足」のケガに注意

地震が起きたとき、食器や窓ガラス、鏡が割れて飛び散るなど、足元が危険な状態になることがあります。部屋中にものが散乱し、ボールペンやハサミ、カッターを踏んでケガをすることも。耳かきが足を貫通したという話も聞きました。

普段であればたいしたことがないケガも、災害時には一大事。足が痛くて、避難しようにも歩けなくなるという事態も考えられます。治療を受けたくても、病院が開いていない可能性も。

避難する際や部屋を片付ける際には、足にケガをしないように細心の注意を払う必要があるのです。

部屋に靴を置きたくない人におすすめの「新聞足袋」

部屋に革製の丈夫なスニーカーを置いておくのがベストですが、心理的に抵抗があるという人も多いので、そうした人には「新聞足袋」をおすすめしています。朝刊サイズの新聞紙が3枚あれば、「新聞足袋」をつくり、足元の安全を確保することができます。

靴はイヤでも新聞なら部屋に置けますよね? 強度を上げるためにスリッパや靴の上から履くことも可能です。慣れれば数分でつくれるので、日頃からぜひ練習しておきましょう。

新聞足袋のつくり方

新聞足袋
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新聞足袋で使用するのは、片足につき、朝刊サイズの新聞紙を3枚分。補強するためにガムテープなどがあると便利。

つくり方は以下のような手順になります。

1:新聞紙を広げ3枚重ねる。短い辺が手前にくるよう床に置き5cm幅に1回折る。

2:1の5cm幅に折った部分の中央に足首をのせ、新聞紙をアキレス腱に巻きつける。

3:足の形に添うように新聞紙を左右交互に1回ずつ折る。これが「タケノコ折り」。

4:隙間があかないよう形を整え、もう一度新聞紙を巻きつけるように折る。

5:新聞紙の先の部分も折り返していく。

6:最終的に全体が足の幅ぐらいになるように形を整えていく。

7:6をつま先から1cmぐらいあけた位置で後ろに折り、かかとのほうに曲げていく。

8:形を崩さないように気をつけながらタケノコ折り部分を少しゆるめ、一度脱ぐ。

9:8のうしろにはみ出している部分を生かして、かかとの部分に折り込む。

10:折り込むときは、かかとから足首にかけての部分が少し高くなるように調整する。

11:余った新聞紙があれば長方形に折り、二重底になっている部分に入れると補強に。

今回は地震で閉じ込められたときの対処法と新聞足袋のつくり方について紹介しましたが、発売中の辻さんの最新刊『最強版プチプラ防災』では、さらにくわしい最新防災情報について紹介しています。

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