ここ数年、「道の駅」が進化しています。今や買い物や休憩にとどまらず、こだわりのグルメや温泉、アクティビティまで楽しめるスポットに。今回は道の駅ライター・浅井佑一さんに、関西の個性的な道の駅を3つ教えてもらいました。
※ この記事は『道の駅コンプリートガイド2026』(扶桑社)に掲載された内容を一部抜粋・再編集して作成しています
すべての画像を見る(全16枚)とっとパーク小島(大阪府):大阪湾の絶景、海釣りも楽しめる
全国でも珍しい海釣り公園を併設する道の駅。全長220mにもおよぶ釣り桟橋が整備されていて、季節ごとにマダイ、チヌ、ヒラメ、スズキ、アオリイカ、カワハギなどを狙える本格的な海釣りが楽しめる。
駐車場の入り口には「20時まで入園待ち車両停車先頭位置」という看板が立っている。これは、釣り客のために前日夜から駐車場入場の整理券を配布することもあるほど人気がある釣り公園という証だ。
釣りデッキは、かつて関西国際空港の埋め立て用土砂を運び出すためにつくられた桟橋を再活用したもの。海に向かって突き出した桟橋からは視界がひらけ、風とおしもよく、まさに海の特等席である。
展望デッキまでは無料で入ることができるため、釣りをしない人も海を眺め、風を浴びながらゆっくり過ごすことができる。ここからは淡路島、明石海峡大橋、関西国際空港が一望でき、さらには「大阪でいちばん美しい夕日」を眺めることができるのだとか。
展望デッキには水洗トイレや休憩所を備えたレストハウスがあって、釣り具やアオイソメ、冷凍オキアミなどのエサを売っている。食堂では新鮮な海の幸を使った定食も食べられる。
展望デッキより先の「釣りデッキ」へ入場するには入場料(大人1500円、小人750円)が必要で、終日利用可能。午後3時以降から入場できるイブニング料金ならば、大人1000円、小人500円とお得になる。
また、入場に際しては、中学3年生までは必ずフローティングベストの着用が必要。着用していない場合は入園ができないので注意を。道の駅で販売はしているが貸し出しはしていないので、忘れずに準備してから出かけよう。
釣り場周辺には魚礁が設置されていて魚が集まりやすくなっている。実際に訪れた日曜の昼過ぎには、数分のあいだに複数の大物が釣り上げられる光景を目の当たりにした。入場料を支払っても大きな釣果が期待できるのが、人気の理由なのだろう。
釣り桟橋の定員は200人となっていて、とくにハイシーズンには定員に達してしまうこともあるので、休日や連休には早めの到着が必要だ。
釣果情報は道の駅のホームページで日々更新されているので、訪れる前にチェックを。月別の釣れる魚一覧も掲載されていて参考になる。営業時間は6時~20時まで。12~2月は7時~18時までとなる。金曜日が休園日だが祝日は営業している。
釣りという体験型の楽しみを提供してくれる道の駅であり、また釣り好きだけでなく、食事や夕日を眺めたい人にもおすすめ。
住所:大阪府泉南郡岬町多奈川小島455-1







