「生前整理=老後」ではない
すべての画像を見る(全3枚)整理の観点からお伝えしておきたいことのひとつに、「生前整理」があります。
私が「生前整理」の必要性を最初に感じたのは、40代前半に大きな病気をしたときです。
「入院後、もう家に帰れないのでは!?」
そんな不安がよぎり、同時に、「私の財産はどうなるの?」「昔のスケジュール帳を娘たちに見られたくない!」と、大焦り。入院前の1週間で、身辺の「もの」「こと」を整理したのです。
こういった自分自身の経験や若くして突然亡くなった従妹の死から、「人生はいつなにがあるかわからない」と痛感。身辺は、年齢問わず、普段から整えておかなければならないと強く感じました。
つまり、「生前整理=老後」ではないのです。
●生前整理でやっておきたいこと
まず整理しておきたいのが、預貯金、証券、保険など財産の情報。これは、普段から管理しておけば、家族にも伝えやすいですね。
注意したいのが、スマホやパソコンなどのデジタル機器や、インターネット上で管理されている情報です。今や、ネットバンキング、ネットショッピング、電子マネー、動画配信サービスなど、あらゆることがネット上で行われています。
ここでやっておきたいのが、ログイン情報はもちろん、契約しているあらゆるサービスのアカウントやパスワードを一覧にしておくこと。これを、万が一のときには家族に伝わるようにしておきましょう。
ただし、一度整えたら終わりではなく、パスワードなどを変えたら、その都度、アップデートが必要です。
もちろん、「もの」の整理も必要。ものを膨大に残せば、その処分を家族に負わせることになりますから、その意味でも、不要なものは手放さなければなりません。
また、過去の日記や手紙など、「見られたら嫌」というものはありませんか?
「もし、家族に見られたら…」と想像すると、それだけで毎日、気が気じゃありませんよね。早めに処分しておいた方が、「今」を心地よく生きられますよ!
