忙しい毎日、家で「完璧に隠す収納」を目指すのは難しいもの。けれど「出しっぱなし」でも心地よく見せる工夫をすれば、暮らしがぐっとラクに、そしておしゃれに整います。今回は整理収納アドバイザーのYUKAさんが家で実践している“出しっぱなしでも絵になる”脱・生活感アイテム5選と、各アイテムを選ぶ素材・配置選びのコツについてご紹介します。

YUKAさんのリビング
「ものが出しっぱなし」でも、整った部屋をつくるコツとは?
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1:「洗濯カゴ」は、ラタン素材×フタ付きで脱衣所の雰囲気をやわらかく

ラタン素材の洗濯カゴ

プラスチック製の洗濯カゴは手軽ですが、どうしても生活感が出やすい場所。

そこでおすすめなのが、自然素材のラタンカゴ。編み目のすき間から風がとおり、湿気がこもりにくいのもポイントです。

さらにフタ付きタイプなら中が見えず、来客時もそのままでOK。温もりのある素材感が、脱衣所の雰囲気をやわらかく整えてくれます。

2:カトラリーは引き出しにしまわず、あえて「立てる」

カトラリーを立てて収納

スプーンやフォークは、引き出しにしまうより、立てて見せる収納に。

ツヤのある陶器製のキャニスターは、シンプルながらも光を受けて食卓に華やかさをプラスしてくれます。箸専用キャニスターも同素材・同色でそろえると、統一感が生まれて“あえて出している感”が生まれます。

出しっぱなしにすることで、家族もダイニングから手に取りやすくなり、一石二鳥です。

3:生活感の象徴「ティッシュケース」こそ素材選びを重視

ティッシュケース

部屋に欠かせないティッシュこそ、生活感の象徴。

カバーなしでそのまま目立つところに置いたり、汚れたカバーをつけないようにするだけでも印象が変わります。

わが家では、家具になじむ“オブジェのようなデザイン”のケースを選び、出しっぱなしでもインテリアに自然となじむようにしています。