4:ランドセル置きの「ワゴン」はリビングのアクセントに
すべての画像を見る(全7枚)収納や家事のサポートなど、暮らしの中で取り入れやすいワゴン。機能性を重視すると無機質なスチール製が多いですが、木の素材が使われたデザインを選ぶと、温かみがあり、中になにも入れなくても絵になります。
わが家では、2階リビングの廊下から部屋に入ってすぐの位置に設置。子どもが帰宅後スムーズにランドセルを置けるようにしています。
素材感のあるワゴンなら、置くだけで空間のアクセントになり、“使いやすさ”と“見た目の心地よさ”を両立できます。
5:「ゴミ箱」は袋が見えない構造とマット質感で“高見え”
ゴミ袋が見えると、一気に生活感が出てしまいますよね。そこで選びたいのが、袋が見えない二重構造のゴミ箱。
マットな質感でツヤを抑えたタイプなら、プラスチックでも上品に見えます。
「生活感を抑える」ために素材マップを活用して
以上をふまえて、素材ごとの“見え方の違い”をひと目で整理できるように、簡単な「素材別の見え方マップ」もつくってみました。
縦軸は「高価・安価」、横軸は「人工的・自然素材」としてまとめています。どの素材を見える場所に置くかで、空間の整い方が変わるので、ぜひ参考にしてみてください。
一般的に、マップ右上の素材は「出しっぱなしでも空間がまとまりやすい」傾向にあると思います。(※この素材マップは一般的な“見え方の傾向”をもとに作成したものです。素材の厚み・色・形、インテリアのテイストによって印象は大きく変わります)
生活感とは、“使いやすさを優先した結果”に生まれる自然な現象。でも、素材・色・形を少し意識するだけで、暮らしは驚くほど印象が変わります。
出しっぱなしでも、見せ方次第で“心地よい暮らし”はつくれる。それが私の考える「生活感を味方につけるインテリア」です。


