すっきりして心地よい暮らしを実現したくても、家の広さや間取りは変えられないし、収納の仕組みを変えるのも面倒…。家がきれいな人には共通点があるようです。取り入れるだけで今日から家があか抜けする方法を、ウェブショップ&アトリエ「acutti(アクッティ)」主宰の圷(あくつ)みほさんに聞きました。
すべての画像を見る(全5枚)家族の好きが集まった、心地いい居場所をつくる方法2つ
大切な器にキャンプ道具…。圷みほさんの住まいには家族の“好き”がつまっています。それなのに整って見えるのはなぜ?
「この家には、好きなものしか入れないと決めているんです。もちろん、家族の“好き”も大切に。そのうえで『見せる』と『しまう』に自分なりのルールがあるから、ごちゃごちゃして見えないのかもしれません」
加えてほっとする空気感を生んでいるのが、こんな大らかさ。
「子どものオモチャが散らかっていても、全部しまわなくてもいいかなと思うんです。だってこれも、子育て中の今しか見られない景色ですから」
あか抜けテク1:自分が好きなものを知っている
家に置くものは心が動いたものだけと決めている圷さん。どんなものも「自分が好きかどうか」を基準に選ぶといいます。
「とくに心引かれるのは作家さんの器。どんな人がつくっているのかも、私にとっては重要で。つくり手の方の思いに共感して、『使ってみたいな』と選ぶことが多いんです」
また、趣味のキャンプ道具は家でも使用可能な“兼用できるもの”を選び、必要以上にものが増えることを防いでいます。


