「キッチンはものが多くて当然」と思い込んでいませんか? でもじつは、減らしてみるとより使いやすくなるかも。今回は、フルタイムで働く2児の母のよしいさんに、料理のストレスが減る「すっきりキッチン」のつくり方を教えてもらいました。
すべての画像を見る(全6枚)ものが多いキッチンは、調理も掃除もストレス
突然ですが、あなたは料理が好きですか? 私は料理が苦手です。
なぜ料理に前向きになれないのか考えたときに、料理は「つくる」過程以上に、「あと片付け」が大変だと気づいたんです。
料理が好きな方も、ものが多いせいで、気づかぬうちに小さなストレスをため込んでいるかもしれません。
「なくても困らなくなった」キッチンから減らしてよかった4つのもの
油でベトベトした調味料を触るたびに「掃除しなきゃ…」のプレッシャー。水きりカゴは、掃除しないとすぐヌメヌメ。いつの間にか「キッチン=片付けが大変な場所」になっていて、料理そのものがおっくうになっていました。
そこで「あって当たり前」のものを減らしてみたら、気持ちが軽くなりました。今回は、私が片付けた4つのものを紹介します。
●1:三角コーナー
生ゴミ用の三角カゴをやめて、ポリ袋スタンドを活用し、ポリ袋を引っかけて野菜の皮などを入れています。まな板の奥に置けば動線も短いですし、防臭袋と合わせて使うことで、イヤな生ゴミ臭ともおさらばできました。
スタンドは、ときには水筒を乾かすのにも便利。ポリ袋に調味料を入れたいときも、このスタンドを使えば自立が可能になります。
●2:水きりカゴ
食洗機に入らない分は、吸水力のあるクロスの上で乾かします。クロスなら、洗濯機で洗うだけ。家事をひとつ手放せました。
●3:コンロまわりの調味料
コンロ周りは、意外と油が跳ねています。調味料は収納にしまい、使う分だけ出すスタイルに。コンロカバーを使えば、排気口にゴミが落ちていくことも防ぎ、コンロまわりの大掃除をしなくてよくなりました。
●4:油ボトルのつめ替え
液体調味料は、どうしたって垂れてくる。そこでつめ替えをやめることに。
収納は、使い終わった牛乳パックにINするスタイルにしました。垂れる油を受け止めてくれ、汚れたらポイッと捨てられます。



