家の中でいちばん「生活感」が出やすい「リビング」。家族が集まる場所だからこそ、ものも集まりやすい。すぐ散らかり、片付けてもあっという間に元どおりに…。2児の母でミニマリスト、整理収納アドバイザーのあさこさんは、そんな悩みを手放すために“ある仕組み”をつくったそう。ここでは、あさこさんが実践するリビングを整えるコツを4つご紹介します。

リビング
リビングを整える仕組み4つ
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1:まず置くべきものを減らす

リビング
今、常にリビングにあるのはテレビとスタンドだけ

リビングを整えるとき、最初にするのは「収納」ではなく「減らすこと」。収納を工夫する前に、まず“本当にここに必要なもの”を見直します。

たとえば、飾りや雑誌、ラグやソファなど「当たり前に置いているもの」を一度「本当に必要か?」と考えてみると、じつはなくてもよかったと気がつくことも。

わが家は今、飾りや、マット、ソファもやめていて、置くべきものがないからこそすっきりを保つことができています。もたない選択をするだけで、片づける手間そのものがなくなります。

「置かない」=「散らからない」

じつはこのシンプルなルールが、いちばんの近道でした。

2:床にものを置かない

リビングの床

次に意識しているのは「床にものを置かない」ということ。

床にカバンやオモチャ、洗濯カゴなどを置いてしまうと、視界がごちゃついてスッキリ感が一気になくなります。床が見えていると、それだけで広く、清潔に見えるもの。

だからわが家では、「床は極力、なにも置かない」をルールにしています。

もちろん、子どもがいるとオモチャを出したり、日用品が散乱する日もあります。しかし、片付けやすい場所にものの定位置を決めているので、「リビングが一生片付かない」という事態にはなりません。