3:すぐしまえる場所に、家族もわかる定位置をつくる

ダイニング
ダイニングの奥にある収納に小物やバックをしまっています
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「出しっぱなしになる」のは、たいてい“しまうのがめんどくさい場所にある”からだと思います。だから、わが家ではすぐしまえる距離感に、使うものの定位置をつくります。

たとえば、リビングダイニングでよく使うハサミや小物、学用品などはダイニングテーブルの近くにある収納に定位置を決めています。家族も「ここに戻せばいいんだ」とわかるから、自然と散らからなくなります。

「自分だけがわかる収納」をやめて、「家族みんなが戻せる収納」に。これもスッキリを保つ大きなポイントです。

4:ダイニングテーブルの下に引き出しをつける

ダイニングテーブルの引き出し収納
100円ショップのインテリアウォールバーとワイヤートレイでDIYしました

最後に、とても便利なのが「ダイニングテーブル下の収納」です。

テーブルの下に小さな引き出しをつけて、テーブルの上に放置しがちなティッシュ、リモコンを入れています。必要なときにすぐ手に取れ、すぐにしまえるので「出しっぱなし」にならずにスッキリを保てます。

テーブルの上が片付いていると、部屋全体までスッキリして見え、ほっとする空間になりますよ。

リビングを整えるには「仕組み化」が大切

ワーキングデスクの上

リビングを整えるコツは、「ものの収納」よりも「仕組みを整える」こと。

「ものを減らし、床をあけ、すぐ戻せる定位置をつくる」この3ステップだけで、毎日の「片付けなきゃ…」が驚くほど減りました。スッキリしているリビングは、本当に心まで落ち着きます。

ものの数よりも、「心が整う空間づくり」を大切に。それが、私がミニマリストとして心がけている、“すっきりを保てるリビングのつくり方”です。