心地よい1日を過ごすための「朝5分習慣」をご紹介します。毎日続けられて心も体も整うアイデアを、暮らし上手なESSEフレンズエディターの3人に伺いました。
すべての画像を見る(全6枚)家族で朝のラジオ体操を日課にした
「毎朝、朝食前に家族3人でラジオ体操をするのが習慣」というのは、整理収納アドバイザーの宮入京子さん(50代)。カーテンをあけ、YouTubeのモニターとサウンドに合わせて体を動かします。自然と朝日を浴びられて、体も心も一気に目覚めます。
「始めたきっかけは、運動不足と寝起きの悪さを改善したいと思ったこと。じつは朝の散歩も試したのですが続かず、その代わりに外に出なくてもできるラジオ体操を取り入れました」(宮入さん、以下同)
以来2年以上欠かさず続けており、今では「やらないと気持ち悪い」と思うほどの日課に。ジワっと汗が出ることで血行もよくなり、その日1日が快適に過ごせるのを実感しているそうです。
「毎日同じ音楽で決まった時間に行うのが習慣化の秘訣。子どもも自発的にひとりで体操するほど根づいています」
平日の朝5分だけストレッチ。背中のこりがラクになる
40歳の頃にひどい四十肩に悩まされたと話すのは、整理収納アドバイザーの名倉永利子さん(40代)。アラフィフになった今、運動不足や慢性の肩こりもあって「五十肩になってしまう!」とあせりがあったそう。
そこで、お子さんを学校へ送り出したあとはYouTube動画をテレビに流し、5分だけストレッチをしています。とくに、竹脇まりなさんのストレッチ動画が簡単にできてお気に入りだといいます。
「始めてから半年以上が経ちますが、少しずつ効果が出てきたように思います。以前は背中までガチガチにこり、月に一度のペースで整体に駆け込んでいました。ですが、最近は背中の痛みを感じることも少なくなり、整体いらずの毎日を過ごしています」(名倉さん、以下同)
ストレッチを続けるコツは、道具の定位置をテレビの裏側にするなど、すぐに手に取れる状態にすること。あまり気の乗らない朝は、目盛りが減っていくタイマーをセットして「あとこれだけ!」と時間を可視化しています。
「さらにやる気が起きないときは、ストレッチボールの上に寝るだけ。運動嫌いな私でも無理なく続けられています。平日のたった5分でも、自分の体を労わる時間をつくることが大切だと実感しています」