秋の味覚「キノコ」。ダイエットカウンセラーで食生活アドバイザーの資格をもつ料理研究家・おにゃさんによると、キノコを食べるときは一緒に「発酵食品」をとることがおすすめなのだそう。そこで今回はおにゃさんに、食事のシーンごとにキノコを使った料理を教えてもらいました。

きのこのみそ汁
朝食はキノコのみそ汁を
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キノコ×発酵食品で体を整える

食欲の秋。スーパーに並ぶキノコや、昔から日本の食卓にある発酵食品は、どちらも腸を整える食材として知られています。じつはこの「キノコ」と「発酵食品」の組み合わせは、体調を崩しやすい秋にぴったりなんです。

毎日の食事に無理なく取り入れることで、自然と生活リズムが整いやすくなります。ここでは、朝・昼・夜のシーンごとに楽しめる取り入れ方を紹介します。

朝は温かい「キノコのみそ汁」で体を起こす

1日の始まりに温かい汁物があると、体がほっとしますよね。とくに秋は肌寒さを感じやすい季節。そこでおすすめなのが、シメジ・シイタケ・ナメコなど入れた「キノコのおみそ汁」です。

キノコに含まれる食物繊維は腸内環境をサポートし、みそに含まれる発酵由来の成分は腸にうれしい働きをしてくれます。食物繊維をしっかり取ることでダイエットにも効果的。

具だくさんにすれば、パンやご飯に合わせて朝食の主役に。冷蔵庫に余った野菜を一緒に加えれば、栄養もバランスもぐっとよくなります。また、みそ汁の香りは「朝ごはんを食べるぞ」というスイッチにも。忙しい朝こそ、キノコのみそ汁でやさしく体を目覚めさせたいですね。

昼食はボリューム満点の炒めもので

きのこと豚肉の炒め物

お昼ごはんは、1日のうちでいちばんしっかり食べたいところ。「キノコと豚肉の炒め物」は簡単にできておいしいひと品。

フライパンに豚肉から入れて、お肉の脂でお好みのキノコを炒め、味つけはしょうゆやオイスターソース、ポン酢などお好みのもので。わが家は、シメジ、エノキが多いです。

キノコは脇役ですが、豚肉のほか、鶏肉・牛肉、魚にも合う万能型。すごいですよね? 邪魔にならずに主役を引き立たせてくれる。かつ栄養価も高くすばらしい食材。

このメニューは短時間でつくれるうえに、冷めてもおいしいのでお弁当のおかずにも最適です!