円満な「家事シェア」のコツ

子どもがつくったハンバーグプレート
子どもがつくったハンバーグプレート
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megさんに「円満な家事シェアのコツ」を伺いました。

●「ありがとう」は忘れずに。うまくできなくても口出ししない

「助かったよ」「ありがとう」など、感謝の気持ちは言葉で表現。また、むやみに口出しせず、まかせるように。

「“命令”ではなく、お互いに助け合う気持ちをシェアするようにしています」

●家族にとってのメリットをしっかり伝える

自分でやれば自由が増える、母が働く時間が増え、家族で使えるお金が増えるなど、メリットを説明。

「子どもたちも自由を喜んでいるし、私自身も必死で管理することから解放されました」

●やってほしい家事の仕組みをシンプル化しておく

調理道具を減らし、ラベリングしたり、動線を考えて収納をわかりやすくするなど、家族全員が使いやすい仕組みに。

「あれはどこ? どうやるの? とその都度聞かれなくてすむようにしました」

「夫や子どものため」に、を「自分のため」に

精神科医師・福永伴子先生に、自分ファーストな時間をかなえるコツを聞きました。

「今まで『家族のために』とがんばってきた人は、その考えを手放してみては? 家事を分担制にしたり、食事は各自で用意するルールにしたり…。少しずつ自分を優先する機会を増やし、家族とのほどよい距離感を探っていきましょう」(福永伴子先生)