旅行時に役に立つ「衣類圧縮袋」。100円ショップでも豊富なラインナップが発売されていますが、種類が多いゆえに選ぶときに困ることも。そこで今回はESSEonlineライターがセリアとダイソーの衣類圧縮袋を使い比べ。気になる使い心地を紹介します。

右から:セリア「トラベル用 圧縮袋M(1枚)」「トラベル用 圧縮袋LL(1枚)」、ダイソー「トラベル用 衣類圧縮袋(4枚セット)」
(左から)ダイソー「トラベル用 衣類圧縮袋(4枚セット)」、セリア「トラベル用 圧縮袋LL(1枚)」、「トラベル用 圧縮袋M(1枚)」
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ダイソーとセリアの衣類圧縮袋を使い比べ!

9月23日の秋分の日や、10月13日のスポーツ日の前後に休みを取得して、旅行を検討されている方もいらっしゃるのでは? 朝晩と日中の気温差がある秋は、念のためを考えて、ついつい持っていく洋服の枚数が増えてしまいがちに…。

そんなときに役立つのが「衣類圧縮袋」です! 今回は、100円ショップ・Seria(セリア)とダイソーで洋服のかさを減らす衣類圧縮袋(手巻きタイプ)を購入し、使い比べてみました。

見た目のかわいさで選ぶなら、セリア!

(左から)「トラベル用 圧縮袋M(110円)」、「トラベル用 圧縮袋LL(110円)」
(左から)「トラベル用 圧縮袋M(110円)」、「トラベル用 圧縮袋LL(110円)」

まずは、セリアの衣類圧縮袋からご紹介。セリアのトラベル用品コーナーを訪れて感じたのは、衣類圧縮袋の柄やサイズ展開が豊富だということ! 

セリアMサイズ 圧縮袋

今回Tシャツ用にと選んだMサイズは、地図やコンパスなどが描かれたトラベルモチーフ柄。なんだか旅行気分をより盛り上げてくれそうな気がしますよね。外寸は約40×35cmで、収納目安はTシャツ約2枚です。素材にはポリエチレンとポリアミドが使われていて、パリッとした手触りです。

●Mサイズを圧縮してみると…

圧縮

では、パッケージ裏面に記載された使用方法を参考に、Tシャツ2枚を入れて空気を抜いていきます。洗濯をして十分に乾燥させたTシャツは、たたんで重ねた状態で袋の奥の方に入れましたが、袋の中には、スペースに余裕がある印象です。

袋を閉じる

次に、袋を閉じます。密閉性を高めてくれるダブルジッパーは、付属のスライダーを使って簡単に閉じることが可能。指先でスライダーをはさみ、軽く押しつぶすように滑らせたら、一度でしっかり閉じることができました。

丸める

あとは、ジップ側から空気を少しずつ押し出すように丸めていくだけ。半分くらいまで丸めたところでプシュッと空気が抜け始め、元のボリュームの1/3くらいまで圧縮できました。ですが、まだ空気が残っている感じがしたので、もう一度クルクル…。

完成

手巻きなので、ある程度空気が残るのは想像の範囲内。空気が抜けすぎると衣類にシワが寄るので、これくらいがちょうどいいかもしれません。

●大き目のLLサイズはスウェット・セーター約2枚が目安

LLサイズ

続けて、LLサイズです。外寸は、約60×45cm。レトロチックなかわいいピンクの小花柄がポイント。

比較

さっきのMサイズと比べるとその差は一目瞭然。収納目安はスウェット・セーター約2枚で、ボリュームのあるトップス向けですね。素材もMサイズと同じポリエチレン、ポリアミド製で、ダブルジッパーを閉めるためのスライダー・逆止弁つきです。

ニットとカーディガンを圧縮

今回は、ニットカーディガンとスウェットを圧縮してみます。袋のサイズより洋服を小さくたたんだら、ジッパーを閉めて、ジップ側から丸めて少しずつ空気を抜きます。

ペタンコ

先ほどよりもボリュームがある分、手巻きをするのがちょっと大変…。あわただしくパッキングをするときは掃除機を使う手間よりも、この方法のがいいですよね。 

折りたたみ

LLサイズも、2回ほど巻くといい感じにペタンコ。衣類と衣類のあいだで半分に折りたためば、よりコンパクトに収納できます。

片面が透明なので、なにを入れたのかひと目で中身がわかるところがよし! 柄デザインは荷物の中からチラッと見えてもかわいいので、持ち物から気分を上げたい人にもいいかもしれませんね。