38歳でダイエット開始し、トータル25kg減を達成。その後5年間リバウンドなしという、主婦でインフルエンサーのねこくらりえさん(43歳)。食事管理アプリをゲーム感覚で使い、楽しみながらやせたダイエット成功の秘訣や、食事のコツついて伺いました。また、著書『これを食べて25㎏やせました やせる食習慣が身につくレシピ102』(KADOKAWA)から、「海鮮ダイエットチヂミ」のレシピも紹介します。
すべての画像を見る(全6枚)食事管理アプリをゲーム感覚で活用して、健康やせ
北海道で夫と猫3匹と暮らす、ねこくらさん。ダイエットを始めた5年前はコロナ禍の真っ最中。ジムに通うことができないなか、家で自力でやせることを決意したそうです。そこで、食生活の面で活用したのが、食事管理アプリ『あすけん』でした。
「当時は食生活が偏っていて、栄養バランスがとれた正しい食事がどういったものかわからなかったんです。だから、“あすけんで100点を取る献立”をつくることを目標にしました」(ねこくらさん、以下同)
『あすけん』は、1日の食事メニューと運動を書き込むと、その日の健康度を100点満点で判定してくれるアプリ。
「いざ始めてみると、栄養バランスに気をつけているつもりの食事でも20点台だったり、どんなにがんばっても50点が限界。そうやって記録を続けるうちに、自分は脂質が常に過剰で、炭水化物とタンパク質が不足していると気づいたんです。タンパク質を摂ろうと豚肉を倍量食べると、脂質がオーバーしてしまう。あちらを立てればこちらが立たず、の繰り返しでした」
●食材選びを重視して献立を考える
そこでねこくらさんは、つくった献立を記録するのではなく、料理をする前に100点が取れる食材の組み合わせを探るようにしたそうです。
「たとえば、6枚切りの食パンを1枚、キャベツを100g…というように、使いたい食材をアプリに入力していきます。健康度が100点になったら、この組み合わせでつくれるレシピを考えます。クイズゲームのように食材選びを楽しめることも自分には合っていました。この方法にきり替えたことで、料理は食材選びがすごく大事だと気づいたんです。これが“ねこくら式レシピ”の始まりです」
“ねこくら式レシピ”は、鶏肉はもちろん、シーフードミックスやはんぺん、ちくわなど、冷凍食品や加工品も使っているのがポイント。
「気合の入ったダイエットごはんもいいですが、毎日食べるものだからこそ、手軽にすぐつくれることが続く秘訣。ハードルをいかに下げるかが大事だと思っています」