捨てたくないなら「使いきる」か「譲る」

どうしても手放す決心がつかないときは、がんばって使いきりましょう。

たとえば、半端に残っている花火やシャボン玉、虫よけスプレーなどは、まだ使う機会があると思います。おまけでもらった日焼け止めのサンプルも、しまい込まず、残暑のうちに使ってしまうのがおすすめです。

自分ではもう使わないけれど、まだ状態がよいものは、必要としている人に使ってもらいましょう。家族や友人に声をかけたり、地域のバザーやリサイクルボックスを活用したりしてください。

夏物の整理をきっかけに「シンプルライフ」へ

今回は夏に関係のあるものの見直しをおすすめしました。かつて日本は四季がはっきりしていたため、季節ごとに専用の品をそろえるのが当たり前でした。しかし近年は夏が長く続くようになり、季節用品を大量にもつ必要性は薄れています。

今ある夏物を整理し、通年で使えるアイテムへときり替えていけば、自然に持ち物の数が減り、暮らしもシンプルになります。まずは夏物の片付けから始め、必要なものだけをもつ習慣をつけていきましょう。