暑さが残る一方、肌寒く感じる日も増える9月下旬。少ないアイテムでおしゃれを楽しむアイデアを紹介します。教えてくれるのは、インスタグラムで少数精鋭アイテムを活かした着こなし術を発信している、パタンナーのおとさん(40代)。ここでは、トップス4着・ボトムス3着の計7アイテムでつくる1週間コーディネートと、コーデに悩まずクローゼットがすっきりする服選びのコツについて語ります。
すべての画像を見る(全7枚)少アイテムでおしゃれを楽しむ「服選びのルール」3つ
私は「服はたくさんあるのにコーデに悩む…」状態を防ぐために、服選びで心がけていることがあります。
●1:テーマカラーを決める
自分のテーマカラーを1色決めて、それに合うベーシックカラーのアイテムを所持しておけば、色合わせに迷うことなくおしゃれを楽しめます。私の場合、テーマカラーを「ブルー」にして、それと相性のいい「ブラウン」のアイテムを選ぶことが多いです。
●2:「季節限定」の素材の服は買わない
ベロアやコーデュロイといった素材は着用できる期間が限られるので、なるべく買わないようにしています。
●3:トレンド服はプチプラ、バッグは上質なものを
トレンド性の高いものはなるべくプチプラで取り入れるようにしています。ただし、バッグは安っぽく見えてしまうものもあるので、なるべく素材にこだわって上質なものを選んでいます。
これらを踏まえ、トップス4着・ボトムス3着をメインに、季節の変わり目の1週間コーディネートを組んでみました。
薄手のロンT&シャツをフル活用
春や秋が短くなってる今、五分袖や七分袖の服も着用期間が短いのでなるべく買わないようにしています。
その代わり使えるのが薄手のコットンの長袖Tシャツです。ヘンリーネック・クルーネックの前後2wayなので、違う表情が味わえます。ヘンリーネックはボタンをあけて華奢なネックレス。クルーネックのときは大ぶりネックレスでアクセントを。
<コーデ1>
・2wayロングTシャツ:ミラー(シップス別注)
・デニムパンツ:アンドミー
・バッグ:エルベシャプリエ
・サンダル:シップス
<コーデ2>
・2wayロングTシャツ:ミラー(シップス別注)
・スウェットパンツ:アーバンリサーチ
・バッグ:アロマプラナ
・スニーカー:ナイキ
また、1枚で決まるシャツがあれば、羽織りにもなるし、ボタンを全部とめずに、腕をまくれば抜け感が出ます。ブルーのシャツでもスエードバッグやレオパード柄のパンプスを取り入れれば一気に秋モードになります。
<コーデ3>
・シャツ:スピック&スパン
・中に着たTシャツ:スローブイエナ
・スカート:アーバンリサーチ
・バッグ:アロマプラナ
・スニーカー:ナイキ
<コーデ4>
・シャツ:スピック&スパン
・デニムパンツ:アンドミー
・バッグ:アロマプラナ
・パンプス:レペット