ちょっとした工夫で、毎日の暮らしがラクになった事例を紹介します。整理収納アドバイザー・Fujinaoさん(40代)のケースです。ここでは、Fujinaoさんが実際に「やってよかった!」と感じている暮らしのアイデア5つについて語ります。

重ねやすい食器
少しの工夫で日々の暮らしをラクに過ごす、40代・Fujinao(フジナオ)さん
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1:忙しい夜のごはんは「ワンプレート」で

ワンプレートの夕食

仕事や家事で疲れて帰ってきた平日の夜。できるだけ洗い物を減らすため、わが家では汁気のないおかずを大きめの平皿にワンプレートで盛りつけています。いわば「おうちカフェごはん」。品数があっても洗い物はプレート1枚と汁椀、そしてご飯茶碗程度。洗い終わった後に食器棚に戻す時間も短くなりました。

一見手抜きに思える工夫ですが、見た目も華やかになり、意外に「ちょっとした特別感」が出るのもうれしいポイントです。

2:食器は「重ねやすい」同じシリーズでそろえる

食器棚

以前は食器を徐々に買いそろえていたので、器の種類がバラバラで、パズルのように頭を使いながら収納していました。そこで思いきって食器を買い直し「同じシリーズ・同じ形」に統一。

すると、食器が重ねやすくなり、収納もスッキリ。家族みんなが迷わず食器棚に戻せるようになり、面倒くさがらずに片付けの手伝いをしてくれるようになりました。食器の種類を統一したことで、家事のシェアがしやすくなったのは大きな変化です。

3:床にはものを置かない

リビングルームの写真

掃除のハードルを下げるために、玄関マットやキッチンマットを置くことをやめました。

そして、ソファやベッドなどの大型家具は、ロボット掃除機が通れる脚高タイプを購入。毎日の掃除はロボット掃除機にほぼおまかせしています。音も静かで、ふき掃除も同時にできるので床はサラサラ。

毎日ロボット掃除機をかけていることを子どもたちも知っているので、床にものを投げ出しっぱなしにしないような意識がついたのもうれしい点です。