節約というと、つい「我慢」や「制限」をイメージしがちです。けれど、「日々の買い物を少し見直すだけで、自然とムダは減っていくもの。自分にとって心地よい選び方を意識すると、暮らしも気持ちも軽くなっていきます」というのは、暮らしや生き方のヒントをYouTube『60歳からの幸せライフ』で発信しているライフさん。今回は、買い物の工夫についてお話を伺いました。

かばんを持つライフさん
節約は気楽に楽しく
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買い物を見直すだけで自然と節約に

ノート

「節約しよう」と力むよりも、日々の買い方を少し整えるだけで、お金の流れが自然に落ち着いていくように感じます。年齢を重ねると、必要なものとそうでないものが、前よりもはっきり見えてきます。思いつきの買い物を減らすだけでも、心がすっきりし、暮らしが軽くなるものです。

ここでは、私がシニアの今だからこそ心がけている、小さな買い方の工夫をご紹介したいと思います。

1:日用品は“お気に入り定番”を決めて買う

調味料

経験から、日用品や調味料は、あれこれ試すよりも「これ」と決めた定番をもつ方がムダが減ると感じています。洗剤なら使い慣れた1種類だけ、調味料もみそやしょうゆをお気に入りの銘柄に絞ることで、余分に買いたしてしまうことがなくなります。特売に出合っても「うちはこれ」と迷わず選べる安心感も。

定番を決めることは、買いすぎ防止になるだけでなく、収納もすっきりし、暮らし全体に落ち着きをもたらしてくれる工夫だと感じています。

2:ネットショッピングは1回見直す

ネットショッピング

ネットショッピングは気軽で便利ですが、勢いで買ってしまうこともあります。そこで私は「欲しい」と思ったら一度カートに入れておき、翌日などに改めて見直すようにしています。

時間をおくだけで、熱が冷めて「やっぱりいらない」と思えることも多いもの。本当に必要なものだけを選べるので、衝動買いの防止になり、暮らしもお金の流れも落ち着いていくように感じます。